R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

半年ぶりのお山へ

土曜は群馬の親方に誘われて、マックスフリッツ(の前)でコーヒータイム

カーミットチェアに興味津々のご様子。

ネットで検索したらモノによっては、中古で10万越えも(@_@)

キャンプグッズもブランド物や、高額商品が増えたので、

「キャンプ場でちょっと出かけて戻ったら、テントごと全部盗まれた」

なんて事件が増えたのもうなづける。

盗られて泣くより、カーミットの「パチモン」が数千円で売っているので、

「パチモンでいいんじゃない?」

と言ったら

「だって{や~いパチモン}って、バカにするんでしょ」

って、よくわかっていらっしゃる。

 

次から次へとお客さんが来店して大盛況?

客じゃない我々が駐輪場を占有しているのも、申し訳ないので、コーヒー飲んで速攻で退散した。

もう10年くらい経つのかな。

管原じ~じから譲られた100GSを、大切に乗っている。

タンクにはじ~じのサインもそのまま(私なんて速攻で消すけど(@_@))

納車のとき私が書いた「注意書き」もそのまま

渋滞する高速をドカですり抜けしていて、進路変更したクルマとぶつかって骨折、ドクターヘリで搬送された親方なので、転ばないよう「おまじない」。

今のところ「効いている」みたい

大型化するGSは次期モデルは1300ccとか。

もう小柄な日本人が操れる大きさじゃないので、旧型の100RSあたりが欲しいけど、一度でもABSのすばらしさを知ってしまうと、とっさにブレーキを「ガク引き」して、前輪ロックで転倒するのが恐ろしくて仕方ない。

 

帰りは浅草~日本橋~銀座を抜けて帰宅

「世の中は景気が悪い」

とか、

「貧困で困っている人がいる」

なんてテレビで言っていたが、歩行者天国で歩く着飾った買い物客や、ピカピカのポルシェやフェラーリ、ロールス、ベンツにBMWなどを見ると、ほんとうに不景気なのか疑問に感じてしまう。

テレビで必ず紹介される宝くじ売り場も、たくさんの人が並んでいた。

知り合いが都内の宝くじ売り場の「利権」をもっていて、ジャンボのたびに付き合いで30枚買っていた。

宝くじ売り場は戦後、未亡人になった人を救済する目的で、勧業銀行が胴元で始めた事業(のはず)。

なので宝くじ売り場は銀行がやっているのではなく、すべて「個人経営」(のはず)、ちゃんと「お上」の許可を得ていて、ヤクザは介入していないし、その権利は親族間のみで継承できる。

彼がもつ「売り場」は親から売り場を相続した娘夫婦が、カネに困って彼から借りて、その「カタ」に取ったもの。

継承できるといっても不動産のように「登記」はできないので、娘夫婦に店番をやらせ、金銭消費貸借契約で第三者に取られないようやっている。

カネに困った子供が第三者に権利を売ったりするので、

「人気があるあの売り場は数億円」とか「あそこは人気が無いので3000万」など、それぞれ「相場」があるらしい。

当然カネを払って「サクラ」を並ばせて、テレビで放映されれば、「当たる」と勘違いした人が押し寄せるので、じゅうぶん「元」は取れるとか。

当時は300円の宝くじ1枚売って、10円の利益があり、あまると買い取ってもらえる、かなり「ボロい商売」

宝くじに当たる確率は飛行機事故で死ぬ確率より低いらしいので、私も何百枚買ったかわからないが、たぶん数万円も当たっていないかも。

なので売り場に並ぶ人たちを見るたび、

「そんな時間があるなら働けよ」

「アンタの前の人はサクラかも?」

といつも思ってしまう。

 

そして日曜は5月の事故以来、半年ぶりのお山

今日の目的は私のEVILを、MTBつながりのフジタさんにお譲りすること。

コロナで海外から自転車もパーツも入らない上に、円安で価格が高騰。

なのでバラバラにして売ればかなりの高値になるかもだけど、安くていいので知り合いが乗ってくれる方がうれしい。

フジタ家は来年、息子さんが私大生になるので、家計は火の車(のはず)

それでもOKしてくれた奥様に、拍手を送りたい。

 

こちらはヤマザキさんが海外(中国)の工場に発注したeBike。

フレームにバッテリー内蔵型で、バッテリー容量に応じて軽量化できる。

今日は30kmしか走らないときは、一番軽い1,5kgを積んで、100km以上走るときは4kgのバッテリーを乗せ換えられるので、一番軽い状態で車重は20kgを切る。

自走できるオートモードもあるので、急坂を押し上げるときもラク

私はまだ自力で登りたいので買わないけど、都内のふだんのアシなら、GSよりいいかもしれない。

 

今日はいつものオザワさんに加え、ヤマザキさんの友人らも参加して、総勢8人の大所帯。

半年ぶりなので激坂が登れるか心配だったけど、なんとか登っていつもの湧き水で休憩

いつもは重たいクロモリ&シングルスピードのハードテイルで、ヒイヒイ言いながら登っているのに、今日は軽いEVILでゴキゲンの様子

ギアのない文字通り「1速」のシングルスピードは、左右のペダルに全体重を乗せないと、急坂を登れないけど、今日は10枚もギアがあるうえにフルカーボンなので、今までの苦労が何だったのか、拍子抜けするほど。

でもそのつらさを知っているからこそ、今日の喜びがあるというもの。

「万が一、フジタ家の家計が破綻しそうなときは、EVILは倍で売れるはず」

と言ったら、

「なにがあってもこれは売りません!」

って。気に入ってもらえて良かった。

そしていつもの展望台で休憩。

ここオザトレは登りで2回休憩して、1時間半くらいかけて登るけど、今日参加の人たちは普段こんなに長時間漕ぎ続けないらしいので、ここまで5回くらい休んでいる。

半年ぶりのトレック

ずっとヤマザキサイクルに預けていたあいだに、さらに「魔改造」されて、もうキカイダー、もとい、登りは軽くて下りもスムーズに走れる、ダウンカントリーバイクに。

こちらのEVILはもともとヤマザキさんが、自分好みのパーツで組み上げた、世界に一台のヘンタイバイク。

どんな荒れた下りも、まるで「魔法のじゅうたん」のように、スムーズに走れる。

峠のてっぺん、これから下るところで休憩していたら、下のほうからオフ車が登ってきた。

ここはゲロアタックの名所なので、KTMやBETAなどがアタックしている。

MTBではここは自走で登れないので、舗装路をのぼって下るだけだが、彼らは山道を削りながら登るので、山へのインパクトは自転車の比ではない。

とはいえヘルメットをとると、私と同年代のおじさんばかりで、できるだけ人に会わない道を走っているそう。

それでも一部のライダーが、ゆっくり歩くハイカーの横を、アクセル開けて威嚇しながら走るので、苦情で走行禁止になっているのが現状。

MTBもオフ車のあおりを受けて、東京近郊の山はほとんど走行禁止になってしまった。

このオザトレも他人ごとではない。

ハイキングやトレランのレースで町おこしをやっている側からすれば、バイクもMTBも邪魔で仕方ないはず。

オザトレが走行禁止になったら、もうMTBはやめると思うけど、それも遠い未来ではないだろう。

まぁそのときはオザワさんと、ハイキングを楽しもうと、ふたりで話している。

 

そして快調だったEVILに不幸が。

登りでペダルがクランクごと「もげて」走行不能に。

脚力のあるヤマザキさんから私が譲り受け、それなりに走り回ったので、ギアの溝がすり減って「カラ回り」したらしい。

売主の責任なので私がヤマザキさんにクランクを注文、

今日引き渡しのはずがまた先になってしまった(すみませんm(__)m)。

 

他の人にもブレーキトラブルで走行不能になってしまったので、今日は1本下っておしまいに。

私もまだ鎖骨にプレートが入っているので、ぜったいに転んだり「前転」できないプレッシャーで、下りは緊張しっぱなし。

しばらく来ないあいだに台風や、オフ車の凶悪なブロックタイヤで、荒らされた路面は大きくえぐれていて、何度も穴に落ちそうになる。

後半の下りは転んでけがをするイメージしかなかったので、私も1本で終わってホッとした。

今日はGSでなくレヴォーグだったので、帰りの渋滞が心配だったけど、12時にオザトレを出て、ゆっくり走って2時に帰宅できた。

なにか届いていると思ったら、景品で当たったケルヒャー

数年前にジャパネットで買ったのはあるけど、これは管理しているマンションの清掃用に使いたい。

 

半年ぶりに山を走って、脚力が落ちていることを痛感した。

登りも筋肉は使うけど、MTBは下りも荒れた路面を、ほぼ中腰の「蹲踞(そんきょ)」状態で走るので、後半はひざや太ももがピリピリ、痙攣してくる。

この態勢はスキーに似ているので、私にとってMTBはスキーのトレーニングも兼ねていた。

来週末にはスキークラブの初滑りがあり、いよいよシーズン突入。

白馬の予定だったけど、ヒイヒイ登っている途中にスキークラブの人から

「白馬が雪不足なので志賀高原に変更します」

と連絡があった(「なんか呼吸が荒れてるけど大丈夫?」って、心配された(@_@))。

ケガをして走れなかったぶん、体力面の準備不足が心配だけど、とりあえずMTBもスキーも、「ケガしない程度に」楽しみたい。