知り合いから「BMWのM1000Rが欲しいので、お店を紹介して」と連絡が。
そんなのがあるとは知らなかったけど、「M」とは4輪のM3やM5などと同じ、BMWのMスポーツが作ったバイクらしい。
原さんに聞くと「ありますよ」って(あるの?)。
ちょうど1年点検に行ったので、見せてもらった。
これでもか!ってカーボンパーツてんこ盛りの超豪華仕様。
お値段もノーマルの「S1000R」より、130万高い330万。
ちゃんと「M」のエンブレムが
ホイールも前後カーボンホイール、
こんなところにも「M」のマークが。
ガイシャはこういうところがオシャレだなぁ
「商談中」の札がかかっていたので、もう買う人がいるのかと思ったら、
「sinaさんのお友達のために押さえときました」って(@_@)
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カウルの左右に「ウィングレット」という「整流板」がついていて、高速になるとダウンフォースが働くらしい(国内の制限速度域では使うこと無いけど)。
転倒したらひとたまりもないけど、「カーボンだと1個15万です」って(@_@)
荷物が載せられないバイクは興味が無いけど、カーボン好きにはたまらない。
Mにはカウルつきの「M1000RR」もあるらしいけど、こちらはセパハンなのでかなりレーシー。
かれは「ネイキッドのRのほうが乗りやすいので、RRは興味がない」って。
これはノーマルのS1000RR、左右に張り出したウイングレットがいやでも目立つ。
私のGSは最初の1000km点検から、6カ月点検もやっていなかった(@_@)。
なので今回は入院してオイル交換などやってもらうことに。
そして代車で貸してもらったのは
ノーマルの「S1000R」
自宅からここは正直遠い(高速乗って1時間以上)
でも原サイクルのいいところは、代車だからとショボいバイクでなく、最新型モデルを惜しみなく貸してくれるところ。
この試乗車も走行距離300キロだった。
そのぶんぶつけたり事故しないよう注意しないと。
越ケ谷から首都高に乗って。
ひさしぶりの4気筒は乗りやすくて楽しいけど、セパハンではないけど前傾気味のポジションは、カウルも無いので地面が近く感じてこわい。
それでもちょっとアクセルを開けるだけで、あっというまに1▽□km/hを超えてしまうので、つねにバックミラーで覆面パトを気にしながら走る。
モードの切り替えは「ダイナミックモード」にしてみたけど、GSより足回りがカチッとしているので、路面の凹凸がじかに伝わってこれまたこわいので、「ロードモード」に切り替えた。
「M1000R」はこれより20kgも軽いうえに、210psとか。
もっと速いんだろうけど調子に乗って、すぐ免許が無くなる予感しかしない。
そして帰り道、Mが欲しいYさんの事務所をアポなし訪問。
昨日の今日でまさか現物が見られるとは(Mじゃないけど)
そして自宅で「車庫入れ」の儀式
GSより小柄だけどそれなりに重量はあるので、かなり気をつかう。
そして火曜朝10時に第三京浜 保土谷パーキングに集合。
こちらはYさんの「Z900RS」
2年前に買って改造費だけで300万をつぎ込んだとか。
20代から4輪のカーボンパーツや、オリジナルホイールを製造販売するメーカーを経営していたYさん。
若者のクルマ離れやクルマメーカーが新車販売時に、自社のオプションパーツをセットで売ることが定着し、社外のアフターパーツが年々売れなくなったそう。
会社を売却し今の会社を起業したけど、仕事ができる人はなにをやっても上手くいくもの。
もともとクルマ道楽の人なので、フェラーリやランボなどのスーパーカーをギンギンにチューンしたり、やりたい放題やってきて、最近はバイクに夢中らしい。
YさんがS1000R、私が900RSに乗って、第三をショートトリップして都築PAまで。
国産ネイキッドに乗るのは本当に久しぶり。
正直期待していなかったけど、この900は別物。
エンジンはノーマルだけど、前後オーリンズのサスとベストマッチで、1000Rよりはるかに乗りやすくて、S1000Rでカッ飛んでいくYさんを追いかけながら、バックミラーで覆面パトを注意するのに忙しい。
ホイールはマルケジーニ、スイングアームも交換しているそう。
お子さんが3人もいるのに理解ある奥さんだなぁと思ったけど、さすがに
「乗らないクルマかバイクを処分する」が条件とか。
これはこれでいいバイクだし、「禁断の」エンジンもチューンすれば、「最速の900RS」になるのでは?
「これは残してクルマ2台売れば?」
と聞いたけど、
「もうやりつくしたので満足です」
って。
とりあえずどこかで時間を作って原サイクルに「見に行く」そう。
買ったらちょこっと乗らせてほしいなぁ
お昼に帰宅して速攻でシャワーを浴びて、午後から仕事(休みではない)
そして今日、点検終わったGSの引き取りで原サイクルへ
いまどきパンチパーマに二グロって、さすが越ケ谷
あれからネットで「M1000R」の記事を読みまくって、一瞬自分が欲しくなったけど、点検の終わったGSで走り出した瞬間、視界の高いアップハンドルと、2気筒のマイルドなエンジンフィーリングに、「やっぱりGSがいいなぁ」と再認識。
前傾姿勢で突っ込むように加速する「S」に比べたら、柔らかい足回りはまるで「アメリカンか?」くらいの乗りやすさ。
やっぱりカウルがあるのもいい。
なにより荷物満載できるのが一番かな。
「モデルチェンジする1300GSと同時に、{M1300GS}も発売されるのでは?」
なんてウワサもあるらしいが、原さん曰く
「Mはロードモデルに特化しているので、GSは無いでしょう」
とのこと。
でもカーボンパーツてんこ盛りのM1300GSなら、ちょっと(かなり)クラクラするだろうなぁ。