日曜は自宅のクローゼットを買いに、横浜のイケアへ。
スウェーデンの友人たちの家の家具は、ほとんどがイケアだった。
夫婦共稼ぎが当り前で、数十年前の日本のようにツギハギを当てた洋服を着て、質素な暮らしの彼らが選ぶのは、スウェーデンが誇るイケアだった。
消費税が25%の暮らしは決してラクではないが、日本との決定的な違いは、彼らは国家を信用していること。
彼らに「老後の備えはどうしているんだ?」と聞くと、「別になにもしていない」という。
「貯金は国にしているから」、自分で貯金はしないらしい
(これだけ税金が高くては、貯金もできないだろうが)。
自分が払った税金が、老後のために蓄えられていることを、親たち老人の優雅な暮らしをみて、分かっているのだ。
このまま日本の消費税が上がり続けて、いつか25%なんてことになっても、スウェーデンの彼らのように、安心して老後を迎えられるようになるのか、今の政治をみていると本当に不安になる。
家族も幸せにできない政治家に、国民を幸せに出来るはずはないだろう。
がんばって働くより生活保護で暮らしたほうが、いい生活ができるなんて、どう考えてもおかしい。
娘はイケアのキッズコーナーから離れようとしない。
まぁ楽しんだろうナ。
私も子供のころはこんな感じだったのだろう。
「子供叱るな、来た道だから。
年寄り笑うな、行く道だから」
名言である
イケアの帰りの横浜アリーナ。
やたらオタクっぽい若者ばかりが並んでいて、異様な雰囲気。
AKBとかジャリタレのコンサートでもあるのかと思ったが、どうやら美少女アニメ系のイベントらしい。
マンガの女の子相手でなにが楽しいのか、やっぱり「ナマ」が好きなオジサンには理解できない。
ホントに大丈夫か、この国は。
娘が一人でブランコに乗れた
保育園に送って行っても、最初は泣いて離れなかったが、今はこちらに見向きもせず、友達のところへ飛んで行ってしまう。
娘の背中を押してやりながら、うれしくて涙があふれて、 「パパ、なんで泣いてるの?」なんて言われてしまった。
こうして少しづつ成長していくんだろうナ