今年も8月15日が来た
娘を保育園に送ってから、自転車で靖国神社へ向かう(去年は電車だった)
まだ10時前だというのに大勢の参拝客が来ている。
境内に無料の駐輪場もあるので、バイクで来ても安心だ。
手水所で手口を清め、鳥居の前で一礼
右下の青い旗には「山形県」と書かれている。
たくさんの観光バスも来ていて、ほとんどが県外ナンバーで、乗っているのは遺族団なのか高齢者が多い
みなさん暑いなか、本当にご苦労さまです。
無料の麦茶サービスもありがたい(お代わりしてしまった)。
本殿前には何千人もの参拝客が、暑いなかしずしずと順番を待っている。
並ぶのが苦手なので横から失礼して参拝した。
ふだん静かな靖国も、この日だけはさまざまな人が来ている。
両脇を支えられておぼつかない足で歩いている、高齢のご婦人。
「天皇陛下万歳」と叫び日の丸を振り続けている、モヒカンにサングラスの住職(と思ったら女性だった)
戦闘服で正装した右翼の人たち
眼光鋭いSP?に警護されている、政治家なのかやくざの親分なのか、分からない御仁がたくさん
神社を出ると中国の不当な人種差別を訴える団体が、ビラを配っている。
よその国に遠慮して総理大臣が参拝しないなんて国は、世界中探してもどこにもないだろう。
オリンピックで勝った選手が、ひざまづいて自国の国旗にキスしているシーンを見るたび、日本人選手でここまでやる人がいないのが、残念でならない。
それでも毎年、大勢の若者や家族連れが参拝しているのを見るたび、まだまだ日本も捨てたもんじゃないかもと、うれしくなる。
水ばかり飲んでいたが、一向に尿意もない。
翌16日は自転車仲間のYさん、ワダケンらと、ヤビツに行こうと話していたので、今日は予行演習のつもりだったが、すでに足がパンパンでなんとなくだるい。
もうひと踏ん張りと自宅まで、がんばってペダルを漕いだが、帰宅して水浴びしても身体は火照ったままで、軽い熱中症。
ニンニクたっぷりのパスタでカーボローディングしても、あとのまつり......
Yさんとワダケンに電話して、ヤビツに行けない旨を伝えた。
日本が有事の際には、喜んで出かけるつもりだが、こんなヘタレではかえって迷惑か。
暑いなかマラソンしたり自転車乗ってるMな人たちは、 あり余る体力と根性で、有事の際はさぞ役に立ってほしい。
「靖国に行く」というと、「えっ?」と不思議そうな顔をする人が多い。
私は右翼でも軍国主義でもなく、小学校の卒業文集に「皇族廃止論」を書いて、親は学校に呼ばれるわ、地元の共産党からスカウトされるわと、「異色の」子供だったが、今では毎朝自宅の神棚と仏壇に手を合わせ、日の丸も君が代も大好きな「愛国者」である。