ラリーモンゴリアは無事終了したらしい.............
ってホームページを見ても、通信状況が悪いのか人手が足りないのか、更新がなかなかされないのでよく分からない。
いつのまにかウランバートルにゴールしていたが、最終リザルトはまだ発表されていない。
表彰式の写真を見ると、MOTOもAUTOも全員モンゴル人のようだ。
スタートのときは2輪が42台、4輪が20台の62台だったのが、エタップ6のリザルトを見ると、2輪4輪合わせて41台になっていた。
いつのまに21台がリタイアしてしまったのか...............。
数十年ぶりの大雨で地形が変わり、地図に無いはずの「大河」が現れたり、田んぼのような泥沼ができて、SSがキャンセルになったり、時間内にゴールできない人も多かったようだ。
尾上さんのブログを見れば、どんなに大変だったのかが一目瞭然だろう(ってもう更新してる!)。
この人のブログのほうが、主催者のホームページより早いかも。
こんな泥沼を鼻歌交じりに走れるのは、車高の高い日野レンジャーくらいじゃないのか。
オフロードのオの字も知らなかった20数年前の、第1回ロシアンラリーに「間違って」参加したとき、大雨のあとのこんな「泥沼」にでくわした。
「マディは腰を引いて後傾荷重で、フロントを浮かせるように走る」
そのころはそんなこと知るわけもなく、非力な250ccのバイクで泥の海にハマって、途方に暮れたのを思い出す。
帰りたくても帰れない。
やめたくてもゴールしないとやめられない。
一体なにが楽しくてこんなことしているのか.....................。
待っていても誰も助けてくれないので、田んぼのような泥沼でひたすらバイクを押しながら、「もう絶対オフロードバイクなんて乗らない」と、固く心に誓った.................。
泥まみれになった人とバイクは、そのあと腰まで浸かる川渡りで、見事きれいに洗われたが何度も流されそうになり.....................
以来、川渡りとマディは大嫌いでトラウマになった(本当によく生きて帰ってこれたものだ)。
完走した人、リタイアしてしまった人も、本当におつかれさま。
今回初めてスタッフとして参加されたJRMのI さんも、帰らない選手たちを寝ずに待っていたのでは?
ひょっとして選手より大変だったかも。
帰りのモンゴル航空も心配だけど、無事帰国したらゆっくり休んでください。
とりあえず菅原爺&テルちゃんの、ミヤゲバナシを楽しみに待つことにしよう。