R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

イクジー

自他ともに認める「家事好き」のワタシ
 
料理を作るよりあとかたづけの、食器洗いが好き(キッチン周りのお掃除も)
 
洗濯して干すのも好き、
取り込んだ洗濯ものを畳むのも大好き
 
その洗濯物にアイロンかけてるときが、人生至福のとき(とくに娘のモノ
 
こんな私を人呼んで「オジサンのオバサン」というらしい
 
10月に帰省したとき、使わずにホコリをかぶっていたミシンを発見。
 
実は前からミシンが欲しかったので母に聞くと、「10年前に買ったけど、もう使わないからあげる」とのありがたいお言葉。
 
2000年のラストTBIに出たとき、知り合いのミシンを借りて教わりながら、ダッフルバッグを作ったのが最初で最後のミシン。
 
娘が産まれて「いつかは彼女に手作りの服を」なんて、夢というか妄想をずっと抱いていたが、
妻いわく「作るより買ったほうが安い」って..........
 
本当にユニクロや量販店に行けば、Tシャツ300円、ズボンも500円で買える時代。
 
子供のころズボンに穴が空いたら、ツギを当てるのが当たり前だった。
姉からの「おさがり」はもうだいぶ擦り切れていて、弟に産まれたことを恨んだりもしたが、周りを見回してもピカピカの真新しい服を着ている子供はいなかったし、たまにおめかしして親と出かけるときは、友達に会って冷やかされるのがいやでドキドキしたものだが、今、ツギハギの服を着ている子はいなくなった。
 
娘が来ているものはほとんどが、甥っ子姪っ子の「おさがり」
それでも穴のあいたものなど無く、妻と違って子供の服を買うのが趣味の義姉からは、ブランド物がもらえるので助かっている。
 
ミシンで苦手だったのが、糸巻きから針まで遠回りさせて糸を通すことだったが、
説明書を見ながらやってみたら意外に簡単(時代は変わったのか)
 
近所のTOCに手芸用品の大手「ユザワヤ」が開店したので、ユニクロアカチャンホンポへ行くついでに、覗いてみた。
 
かわいいボタンやアップリケがたくさんあり、妻から「単体で買うと高いから気をつけて」と言われながら、手頃なものを数点と、かわいいフリース生地が安かったので、思い切って買ってしまった。
 
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下が娘のお気に入りの「おさがり」ポンチョ
 
毎日着ていたがだんだん小さくなってきた。
 
型紙なんて知らないので、なんとなく現物合わせで、ちょっと大きめにチョキチョキ
 
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それをミシンでダダダダ////
 
このミシン、一応コンピュータ内蔵なので、重ねた布地を無理やり縫おうとすると、ストップしてしまうのが面倒くさいが、私の性格では無理やり縫ってミシンを壊すのがオチ。
なのでありがたいかも。
 
かなりテキトーに裁断したので、左右の大きさが違ったり、左右の身頃と後ろ身頃を縫い合わせたあと、フードをつけようとしたら全然サイズが合わない...............
 
また縫い目をほどいて布地を切って貼って、なんとか完成したときは夜中の2時だった....
 
今朝、起きてきた娘に「パパが作ったの着る?」って見せると、
 
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想像以上に大興奮(ってちょっと「毛布」みたいだナ)
 
かなり大きくなってしまい、ポンチョというより「マント」みたいだが
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朝の日課のお絵かき中も食事のときも、「これ着てるの~」って。
あのー、汚れますから.......
 
う~ん、なんか戦時中の「防災ずきん」のような......
 
ボタンホールの開け方もわからず、バイアステープも知らなかったので、細かく見るとかなり「雑な」仕上がり。
 

 
それでも保育園の登園では、ふだんは抱っこなのに「あるく~」って。
 
毎日会うので仲良しの、近所のおじいちゃんおばあちゃん、
ビル清掃のおねえさん(娘にはオバサンという言葉は教えていない)、
犬の散歩のおばあちゃんらに、はては通りすがりの人たちにまで、
「これパパがつくったんだよ~」って大声で自慢しながら歩く娘......
 
保育園に着いても先生や同級生らに「カワイ~」と言われ、私に似て鼻が低いのに、ますます天狗になる娘。
 
でもこんなに喜んでくれるなら、「また作っちゃおうかな~」なんて思う、
イクメンならぬ「イクジー(育爺)」なのであった。