いわき行の翌日曜日
妻は午前中仕事なので、娘に「どこ行きたい?」と聞くと、
「うえのどうぶつえん!」と即答
プレーリードックの子供が産まれたのを、見たいらしい。
電車で行こうと思ったが、「じてんしゃでいく~」というリクエスト。
富士ヒルクラの練習を兼ねて、電動自転車で出かけた。
「東京タワー見る?」と聞くと
「みた~い~」って
こんなに近くで見る機会は無かったので、
「パパ~、すっごくおおきいよ~」と、東京タワーの大きさに驚いていた。
次は上ってみよう
電動自転車はアシストが働くぶん、25km/h以上では負荷がかかるのか、かえって遅くなる。
ドロップハンドルのサンデーレーサーたちに抜かれると、
「パパ~もっとはやく~!!」とせかされる。
なので平地は電動を切ってガシガシ漕いでみると、意外に速く走れる
後ろに17kgの「重り」を乗せて?、ちょうどいいトレーニングかもしれない。
「ありの~ままで~♪」と親子で熱唱しながら、レーサーに混じって走っていた、すごいイキオイのママチャリは私です。
秋葉原で
「パパ~プリキュアだよ~」って
ん~、ちょっと違うんだな、これは。
不忍池の駐輪場に停める
高いレールと低いレールが交互になっている。
ママチャリ、特に電動は重いので下がいいのだが、低い段はすでに満車。
男でも大変なのに子連れの女性が一人で持ち上げるのは、かなり骨が折れる。
クロスバイクなど軽量なものは、上段に停めるのがエチケットだと思うのだが。
「ぶらんこのる~」って、さっそく寄り道
ブランコから落ちてケガしたばかりなので、少し押したところで
「もう押さなくていいよ」って。
「はくちょうのぼーと、のりたい~」って、またまた寄り道
ペダルボートなので「これもトレーニングだ~!」と、ガシガシ漕ぐ
のどかな日曜日の不忍池
はたから見たらたぶん1艘だけ、文字通り「浮いていた」と思う。
でも船の中からでは、白鳥なのか分からないのが悲しい....
駅伝は箱根でなく、ここが発祥の地らしい
その後もハトやスズメやコイにパンをあげたりして、なかなか動物園に辿り着けない,,,,,,。
やっと動物園に入園
と思ったらもう「つかれた~」って....
途中で「だっこ~」と言われるのは目に見えているので、300円でバギーをレンタル。
ウサギやモルモットに触れるコーナーは、長蛇の列。
田舎の動物園なら並ばずにずっと抱っこ出来るのに、東京の子供は本当に可哀想だ。
ちょうどヤギのエサやりの時間だった。
飼育員さんから干し草をもらうが、ヤギのほうが一枚上手で、あっというまにむしり取られる。
「ものれーる のりたい~」
昨日はパパがバイクに乗って好きなことしてたから、今日は大サービス
おまちかね、プレーリードッグの赤ちゃん
親はおらず10匹以上の小さな子供が、草を食べたり穴から出たりして、とにかくかわいい。
「おなかすいた~」と言うので、途中のコンビニで買っておいたおにぎりを食べ、
今日はなんでも言うことを聞いてくれるので、調子に乗って「ぬいぐるみかって~」って
横浜にいる幼なじみのM君は、動物園や水族館に動物のぬいぐるみを、
卸す会社で働いている。
なのでもらったサンプルで、わが家はぬいぐるみだらけ
これ以上は要らないので、「今日は買わないよ」と言うと
案の定、大泣き......(でも泣いてもカワイイ)
「じゃあアイスとぬいぐるみ、どっちがいい?」と聞くと
やっぱり食べ物の誘惑には勝てなかった......。
いつも長い行列のパンダ舎も、今日はガラガラ(もうブームは去ったのか?)
ママから「早く帰ってきなさい」とメールが来たので、そろそろ帰ることに。
ライオンもゴリラも今日はパス
最後にして最大の難関は、動物園を出たところにある遊園地
「あそぶ~」というので、「1回だけだよ」と乗り物を物色していると
おっ?
「paris dakar rally」って、プジョー?
でも本人の希望はこれではなく
ジャングルバスだった。
他はみんな200円のところ、これは1回100円
なかなか親孝行なムスメである
遊び疲れてヘロヘロの娘
「かたぐるまして~」って、やりたい放題
仕方ないので肩車して、上野公園口から不忍池まで、最短距離を探していたら、
上野東照宮に迷い込んだ。
初めて来たが外人観光客が多い
先日の京都旅行で外人に声をかけるのが楽しくなったのか、
娘が「はろー」と言うとみなさん笑いながら、「hello」と返してくれる。
調子に乗って「はろーはろー」と言い続けていたら、
ヒスパニック系の外人さんから「hola」と言われ、「??」…
「{オラ}も{こんにちはって意味}なんだよ」と教えてやると、
明らかに白人の女性に、「おら~」と声をかけて、思わず手で口を押さえた。
よくテレビで反原発デモをやっているが、場違いなテントに居座る彼らを見て、違和感を感じた。
帰りもアシストを切ってガシガシ漕いでいたら、帰宅したとたんバタンキュー
軽い熱中症かもしれない。
上野まで往復30km
この程度でヘロヘロしていては、本番のヒルクラが思いやられるが、以前はいっきに上れなかった坂も、なんとか上れるようになったので、毎日の都内ランも少しは役に立ったのかもしれない。
娘に「今日はどこ行ったの?」と聞くと
「とうきょうたわーみて、はくちょうさんのぼーとのって、ぷれーりーどっぐのあかちゃんみて、ものれーるのったんだよ」って、意外に覚えていて驚いた。
大きくなってもこの記憶が残っていてくれたら、パパはそれだけでうれしいのだ。