R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

散財?

先週日曜のこと
群馬の親方がマックスフリッツに注文したパンツと、神田川バイク屋さんへ車検に出したポンコ....
ぢゃなくてR50を引き取りに上京するというので、マックスで待ち合わせして、先日外したエンデュララストを渡す予定だったが、働きすぎなのか遊びすぎなのか体調が悪いらしく、館林はバイクに乗れないくらい強風とかで、来週に延期となった(アソビスギダネ)。
 
去年買ったあったかパンツ2本、ほんとうにあたたかくてほぼ毎日、
ヘビーローテションで履いていたら、だいぶすり減ってきた.....。
なので待ち合わせでマックスに行ったら、もう1本買おうと思っていた。
 
昔から欲しいと思ったら我慢できない性分、
日曜は子供と遊んで家族で買い物をして、午後ちょっと時間が空いたので、
GSでパンツを買いに行ってみた。
 
私のサイズは46でもちょっと大きいくらい
(44ならジャストだけど中高年がメインの客層では、売れないらしい)
 
あいにく在庫切れだったがS社長が
「ん、ちょっと待ってて」
と店の奥から46のパンツを持って来た。
新しくオープンする千葉店用にとっておいたんだけど、よかったらどうぞ」とのこと。
 
商品が無くなって大丈夫かと思ったが、なにしろ少量生産のこのお店。
このチャンスを逃したら来年まで買えないかも?
と思い、試着させていただいた。
 
第一印象は
「あれ?、ちょっと大きい」
 
エストも太もも回りも去年と比べて、ちょっと太めな感じ。
Sさんいわく
「ひざパット入れたいって希望が多くて、ちょっと{ゆったりめ}にした」そう。
 
最近の教習所はバイクの免許を取る際に教官から
「事故防止のためプロテクションを忘れずに」
と言われるらしく、中高年になって免許を取る人は、素直に意見を聞くそうだ。
 
と言っても私の用途はバイクが1で、ふだん使いが9、
なのでひざカップは不要だし、カップを入れるためのポケットやファスナーも、
ダブつくのでいらないが、そもそもこれはバイクウェア。
 
今はいているパンツも最初はちょっと大きかったが、
何度も洗ってだいぶ縮んだらしく、今はピッタリ。
 
なのでまた洗えばいいかと、今回はモスグリーンを購入した。
 
もうひとつ、以前から気になっていたのが、ガントレットグローブ
父親に似て手だけは大きく、オフロード用もLLでないときつくて、すぐ破れてしまう。
 
去年も「これいいな」と思い、一番大きな50を試着したがちょっときつい。
グリップを握らない状態できついのだから、そのうち破れてしまうだろう。
 
田舎のおじいさんがカブに乗るときはめていたので、
ジジくさいというのも買わなかった理由のひとつだったが、
いつも使っている冬用の「ナンチャッテゴアテックス」のグローブは、
袖口までのギリギリの長さ。
 
去年買ったあったかジャケットを着ても、袖口だけがスースーして
「うすら寒い」のが不満だった。
 
「sinaさん、そんなに手がデカいの?オレもデカいけど」
ってSさんと手のひらを比べたら、Sさんのほうがデカかった.....
 
「オレもサイズ50だから大丈夫だよ」
 
この言葉を信用してついに購入した。
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ガントレットグローブというと、
「さわれば切れるんじゃないの?」
というくらいに尖がった、白バイ隊員のグローブを連想するが、Sさん曰く
「硬いと風を巻き込んで、かえって寒いんだよね」とか。
 
裏地にウールを貼って、さらに防寒&脱着性をアップしたというニューモデル。
 
さっそくお店から自宅まで15分走ってみたが、
 
「今まで我慢して乗ってたのは、ぬあんだったんだ~~~!!!」
 
と、大声で叫びたくなるほど、あたたかい。
袖口から寒気が入らないのが、これほど快適だったとは.............。
 
それにしてもいつからこんなに、寒がりになったのか。
 
18歳から2年間、山梨の韮崎に住んでいたが、
春休みはバイクで長野の実家に帰省していた。
当時のバイクはGL400 GOLD WING
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これはたぶんハタチころ、友人と湘南にツーリングしたとき。
 
その後、友人からこのヨンフォアを譲ってもらったが、
GL400のほうが重いけど安定感があって好きだった
(GSより好きなマイベストバイク)。
 
ハタチのとき同級生らと卒業ツーリングで、各県の同級生の家を泊まりながら、
九州一周もした思い出の一台。
リーバイス501に足元はSIDIのブーツ、黄色いAGVのジェットヘルが定番だった。
 
春休みの帰省のとき、
当時は中央高速も勝沼までだったが、もし長野までつながっていても、
貧乏学生には高速なんてもったいなくて乗れなかっただろう。
韮崎からR141で八ヶ岳を抜けるルートは、山梨側は雪は無いが、
野辺山を超えて長野県に入ると、下りは雪があったり路面が凍結していた。
 
本当によく無事だったなと思うほど、何度も滑っては転びながら、
数キロの峠を下った。
ガードレールがあったおかげで、ガケ落ちせずに済んだが、
あまり転ぶので興すのが面倒になり、バイクを倒したままハンドルを持って、
100mくらい「引きずって」アイスバーンを下りたことも。
 
30年以上前なので、当然ゴアテックスヒートテックもない。
たぶんセーターの上にペラペラのMA1を着て、ジーンズの下は「ももひき」か。
ひょっとしてナイロンの雨がっぱくらい、着込んでいたかもしれない。
 
それでもバイクに乗るのが楽しくて、寒いなんて思わなかった(たぶん)
 
5月の連休はGLのリアサスにスキーを立てて固定して、志賀高原へスキーにも行ったが(ホントにムチャクチャしてるなあ,,,,,)、このときもジーンズだったなぁ。
 
あのころを思えば、今ほど恵まれた時代もない。
当時に比べて10kgはカラダに脂肪をまとっているはずだが、
それでも寒いのは歳を取ったからか。
 
帰宅して買ってきたパンツを履いてみたが、やはり大きい。
数時間履いてみたがベルトできつく締めていないと、
歩くだけでズルズルと落ちてしまう。
 
ちょうど親方から電話があったので、
「よかったらもう1本、買わない?」と言ったら、
「私はサイズ50です」って(そんなおデブなの???)
 
「う~ん、これならレディスの一番大きいサイズ、買えばよかったかなぁ......」
 
水泳をやっていたので上半身は胸板が厚いわりに、下
半身が細いのは太った今も同じ。
 
先日買ったインナーブルゾンは48だが、下にプロテクターを着るとファスナーが閉まらず......
「50にすればよかったかな,,,,」とちょっと後悔した(後悔ばかりの人生である)。
 
バブルのころの「大人買い」の癖がボンビーな今も抜けず、ひとりで買い物に行くと、
「何か買わないとお店に悪いかなあ」
という強迫観念が働いて、結局いらないものを買ってしまう。
なのでなるべく倹約家の妻と行くようにしているが、
マックスのすべての商品が、ユニクロ好きな彼女には信じられない価格なので、
けっして連れていけない............。
 
テレビや雑誌で
「お金がたまる人、たまらない人」なんてのを見ると、
自分は必ず「たまらない人」の部類にはいる(道楽おやぢはみんな同類のはず)。
 
資産家の老人に(菅原爺ではない)
「金持ちはお金を貯めることばかり考えて、貧乏人はお金を使うことばかり考えるが、キミはどっちかな?」
と言われたことがあるが、
「後者です」と即答した.............。
 
「丈上げもしてもらったし、今さら返品もできないから、何度も洗って乾燥機で乾かして縮めるか」と思ったとき、ワダケンから電話が。
 
私    「マックスのパンツ、買わない?」
ワダケン「どうしたんですか?」
私    「買ったんだけどちょっと大きくて。そっちなら自転車でだいぶ痩せたから、
      履けるんじゃないかな」
 
というわけでワダケンが試着したら
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お~ジャストサイズ
スソもバイクで前傾姿勢したときように、かなり長めにしてもらったので、180cm超の彼でもちょうどいい。
 
自転車に乗る数年前までは90kgあったというワダケン。
私が無理やり誘った自転車にドMの血が再燃、
今では体重70kg、体脂肪もひとケタくらいのアスリート。
 
ワダケンがさいたまの高校時代、
「サイクリング部」だと思って入部したのが、本物の「自転車部」だった。
 
辞めることもできずに部活は大宮競輪で、自転車の後ろに付けたタイヤを引っ張っていたとか..........。
同級生にはそのまま競輪選手になった人もいるという。
 
というわけでせっかく分けてもらったのに、Sさんスミマセン.....
やはり46は大きいので、次回レディスのパンツ履かせてください。
 
もしきつかったら今度は私が「ひとりライザップ」やって、痩せるつもりです。