昨日行けなかった戸隠チビッコ忍者村に再挑戦
バードラインを駆け上がり、忍者村の駐車場に8時前に到着できた。
開場は9時からなのでちょっと早すぎたが、それでも50台ほどのクルマが停まって開業を待っている。
昨日夜は大雨が降ったうえにここは標高も高い。
かなり寒くてクルマのなかでヒーターを入れ、朝食を食べながら開業を待つ。
8時半にトイレに行くと、忍者村入口にはすでに50人ほどの親子が並んでいた。
春物のペラペラのジャンパーしか持っていなかったので、震えながら開業を待っていたら8時45分に開場。
並んでいる人がみんな「寒い寒い」というので、少し早めにオープンしてくれたらしい。
料金システムは入村だけなら大人500円、子供は230円とかなりリーズナブル。
他に有料のアトラクションを利用する2回券、3回券、6回券と値段が上がるが、中がどうなっているかもわからないし、続々と客が入ってくるので6回券を使い切れないのではもったいない。
なので親子3人それぞれ3回券を買って入場した。
まずは400円で借りた子供用の忍者装束に着替える。
ニンニン
大人用も800円で借りれるが、着ている人を見るとどうみてもスタッフにしか見えない......。
私が経営者なら駐車場の案内係から受付、売店まで、スタッフ全員に忍者の恰好をさせ
「ラーメンは500円でござる」
「拙者が案内するでござるよ」
なんてやれば子供たちも喜ぶし外国人にもウケて、もっと盛り上がると思うのだが。
さすがに早い時間なのでからくり屋敷も空いている。
こんな神社みたいなのも屋敷の中にある。
「パンパンしなさい」って言ったら、ちゃんと2拝一礼して拝んでいた(エライ)
隠し戸があったり斜めの部屋があったり、真っ暗だったりでこわくなった娘。
「もうかえる~」と泣き出すが
鏡の間で分身中
あっというまに機嫌が直った
こちらは「にんじゃスラローム」
車輪が付いた木製の「そり」みたいなもので、坂を滑り降りるいたってシンプルなもの(でもこういうのが一番楽しいのかも)。
チケット1枚で3回乗れるが、たぶん3回以上乗っても自己申告なのでわからない)
最初は怖がっていた娘も大丈夫とわかると、次第に大胆に。
これだけで3回くらいやっていた。
他に手裏剣投げや吹き矢もあるが、まだ5歳ではなかなかうまくいかない。
ここからはアスレチックコース
岩をよじ登ったり
綱わたりは下が池なので大人もかなり怖い。
アスレチックは無料
妻にここを教えてくれた人は入村券だけ買って、子供たちは一日中アスレチックで遊んでいるとか。
東京近郊でこれだけの施設なら、入場料3000円払っても客は来るはず。
入村料2000円、アトラクションは1回300円にしても、みんな気持ちよく払うんじゃないかな。
かなり広い敷地で高低差もあり、歩いて回ると息が切れるほど。
見ていてハラハラするが、こんなところもみんなよじ登ってしまう
と、どこかのお父さんがズボンをびっしょり濡らして来た。
池でも落ちたのかと思ったら
「水ぐもの術」
渡ろうとして落ちたらしい
「雪解け水で冷たいだろうに、こんなところに落ちるなんて大人げないなァ......」
なんて思っていたら妻が
そろそろおなかも空いてきた。
ディズニーランドのように昼食持ち込み禁止なんてけち臭いことを、ここは言わないのがいい。
混んでいるレストランで食べるもよし。
我々はコンビニで買ったおにぎりやサンドイッチをベンチでいただくが、天気もいいし大満足。
食後は新しくできたという忍術館を見学。
忍者装束や手裏剣などなど、いろいろ展示されている
「パパ~どろろがいたよ~」って(これは忍者なのか?)
「怪傑ライオン丸」も (ってこれも忍者なのか??)
「光あるところに影がある.....」
ビデオデッキなんてまだない子供のころ、見たい番組のときはあわてて帰ってきて、テレビ前でワクワクしながら見たのも懐かしい。
そろそろ帰らないと戸隠の渋滞にハマるので、外に出てみると
入場待ちの人波が数百人、駐車場まであふれていた。
そして帰りの戸隠。
昔から中心部は道が狭いので観光バスの擦れ違いも大変だったが、さすがにこれほどは混まなかった(この渋滞は延々と続いていた)。
みんな「御開帳見て戸隠で蕎麦食って帰ろう」のパターンか。
帰りは長野周りで戻ったが、心配していた渋滞に巻き込まれず済んだ。
帰宅して妻と娘は昼寝(昨日今日と朝早かったので)。
私はマイソウルフード「ホームラン」に、一人でラーメンを食べに行く。
とんこつのような味噌のような醤油のような、どこにもない不思議な味。
子供のころから食べているので、どんなラーメンを食べてもこの味が私の基準だが、妻はこの味が苦手。
地元でもはっきり好みが分かれる。
そして夜はまた市営の温泉施設「湯っくらんど」へ。
娘と男風呂に入れることに至福の喜びを感じるが、「小学生になったらダメよ」とは妻の弁。
さびしい.......
翌日は連休最後の日。
高速の渋滞は必至なので朝8時に自宅を出発したが、さすがに早かったようで東京の自宅に着いたのは11時前。
関越の上りが10キロ渋滞中と伝えるラジオを聞きながら、クルマを洗車する。
家族サービスという言葉は大嫌いである。
「家族に相手をしてもらっている」というほうが正解だろう。
あわただしい連休だったがまた一つ、思い出ができた。
娘も「またにんじゃむらいきたい~」って。
姫、よろこんでお供するでござるよ ニンニン