カフェしなの

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祝、EU離脱

「イギリスがEU離脱!」

イギリス通らしい経済評論家のだれもが、「残留」と言っていたので、
まさかのニュースを聞いておもわず拍手した。

株が暴落したり円高が進んで、政府や投資家、輸出関連企業は大変だろうが、
「これで不動産バブルがはじければいい」
というのが正直な感想。

娘が生まれて自宅が手狭になったので、去年まで転居先を探していたが、チャイナマネーの影響なのか東京など主要都市の地価が高騰して、予算の倍になってしまい断念。
年末に自宅1階の事務所をリビングに改装し、2階のキッチンをつぶして事務所にした。
以来、チャイナバブルがはじけて世界恐慌が起きないかと毎日祈っていたが、経済評論家があおりたてる「中国崩壊」はいまだ起こらず。
「2020年のオリンピックまではじけないのか....
と半ばあきらめていた。

不動産屋である私のお客さんは、友人知人かその紹介が多いので、
「家を買いたい」
と言われても
「今は高いからもう少し待ったほうがいい」
と説得していたら、こちらの仕事も激減した.....

不動産が高騰したおかげで、東京ではサラリーマンが家を買えない異常事態になっているが、ロンドンの高騰はそれ以上で、東京の10倍とも(香港でさえ5倍なのに)。

EUのせいで英語圏のイギリスに移民が大量にやってきて、ただでさえ失業率が高かったのが、さらに移民に仕事が奪われる現状では、離脱に動くのも仕方ないことか....

イギリスの離脱に続いて他の加盟国も続々と脱退するだろう。
20数年前のバブル崩壊は、それまでこの世の春を謳歌していた私にとって、どん底に突き落とされた初めての経験。
ブラックマンデーで株価が暴落し、銀行は不動産融資をストップしたが、それでも最初のころは
「そのうちまた動くさ」
と私も業界も楽観視していた。
それがバブル崩壊だと気づいたときはもう遅い。
そのとき居た会社で転売目的に買っていた不動産はすべて暴落し、社長は夜逃げ。
まわりの同業者もバタバタつぶれていった....

そんな苦い経験があるのに学習しないのが、人間のサガ。
リーマンショックのときも「なんとかなるさ」なんてタカをくくっていた(というより現実を認めたくなかった)ので、しばらく仕事が無くて方向転換するのが大変だった。
今回のダメージがどのくらいなのか、株価ももっと下がるだろうし、輸出頼みの会社は相当つぶれるのだろう。

それでも景気に関係ない人はたくさんいるし、株も不動産も下がれば買う人はいる。
大海の荒波に翻弄される小舟のような私の会社だが、転売目的に高値で仕込んだ積み荷(不動産)もないし、よほどの大波をかぶらない限り、沈む心配はないだろう。

偉大なる大英帝国はこれから凋落の一途をたどるのかもしれないが、それも自分で選んだ道。
移民問題と偉大なアメリカ復活を掲げるトランプが支持されるアメリカと、今回のイギリスは、少子化が進み労働力不足で、外国人労働者を受け入れざるを得なくなる、日本の将来を暗示しているようにも思われる。

イギリスはヨーロッパの中で、一番訪日客が多いらしい。
これを機に円高も進んで、訪日観光客が減ればいい。
東京出張のサラリーマンが宿を取れず、ただのビジネスホテルが一泊数万円もするなんて、あっていいはずがない。
アパートやマンションを民泊という名の下に、テロリストかもしれない外国人に貸すのも、性善説が基本の日本の悪いところ。
自分さえ儲かれば他はどうでもいいなんて、それは日本人の姿ではないはず。
株で儲けたあぶく銭や高い金利で借りた金で、値上がり目当てに不動産を買い漁った連中が、株や不動産が暴落して自滅していくさまを、これからじっくり見届けてやりたい。