R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

made by West germany

今日は午後から雨の予報。
こんなときはアドベンチャーで出かけなければ。
試してみたかった「レインモード」を確かめるチャンスなのだ。
うめさんSさん曰く
「雨の日も滑らないのでゴキゲン」
というのがはたして本当なのか?
なかなか雨が降らなかったので、試す機会がなかった。

荻窪まで行く用事があり12時に事務所を出て、首都高山手トンネル経由で向かう。
と、東名高速の分岐あたりから大渋滞。
年末に加えて明日から3連休なので仕方ない。
大型トラックが多いので慎重にすり抜けしていく。
ハンドルが100GSより広いので、クルマのミラーに当たらないか心配だったが、車高が高いぶん当たらずに走れる。
中央高速方面に分岐して地上に出ると、小ぶりだがしっかり雨が降っていた。
白線の上でリアブレーキをかけるが、滑らない。
リアが滑ってヒヤッとする鉄板の継ぎ目も、スッと超えていく。
レインモードが効いているのかどうかよくわからないが、気持ち安心感がある。

荻窪で用事を済ませたころには、雨も止んでしまった。
せっかくここまで来たのだから、Nモチさんの旅行会社「E&Gインターナショナル」に寄って行くことに。
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数年前からNモチさんの愛車になったビートル。
ヒトラーの号令の下、フェルディナンド・ポルシェが設計し、空冷4気筒のビートルが生まれて70年以上が経つ。
このビートルも30年以上前のものらしいが、今でも快調に走りNモチさんの実家がある、滋賀県までの往復も問題ないとか。
「同じドイツ製ですね」
と言うと
「そっちはドイツ製だろうけど、こっちは{西ドイツ製}だから」
って。
東西ドイツの統合は26年前の1990年10月3日で、このクルマはその前に西ドイツで作られたものらしい。
(ということは89年製の100GSも{西ドイツ製}か?)

Nモチさん曰く
「最近会ったドイツ人の若者は、東西ドイツ分断を{授業で知った}と言っていた」
とか。
私のなかでの東西ドイツといえば、「ヘドウィグアンドアングリーインチ」だが。


パソコンなどデジタルにめっぽう強い、Nモチさんが選んだのは超アナログのビートルで、デジタルにめっぽう弱い私が選んだのが、コンピュータ満載の最新マシンとは、とても不思議な感じがする。
パンも天然酵母を使って自分で焼き、スローライフを実践しているNモチさんゆえ、クルマも必要最低限の機能のビートルが、ちょうどいいのだろう。


そして「お土産」もいただいた
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海外バイクツアーの広告を出していたので、ボクサージャーナルや「Bike jin」のバックナンバーが山ほどあったが、ビーエム乗りで海外ツーリングに来るのは、ロクな奴がいないそうで(私もそう思う)、広告掲載をやめたそう。
なので事務所にあった本を大量にいただいたので、しばらくは楽しめるかな。

そして帰宅したら欠品だったパーツが届いた

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ワンダーリッヒのワイドステップ。

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まだ林道に行くまでに届いてよかった。

今日も都内を30kmほどショートトリップ。
長距離が乗れないのでストレスがたまりそうだが、Sさんが言うように雨でも楽しいことが分かったので、良しとしよう。