R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

ダナー改

 

 
黒いケブラーライトと交互に毎日履いているので、チェンジペダルが当たる部分を中心に、かなりヤレてきた(なんてもんじゃない、ボロボロだねこりゃ)
 
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バイクに乗るのはツーリングではなく、あくまで「仕事のアシ」
なのでお客さんのところへ行くこともあるが、足元がみすぼらしいのはみっともない
(ってもっと早く気付けよ)
なので、リペアしてくれる店をネットで探していた。
 
ネット通販が流行りの今、宅配便で送れば簡単だろうが、やってくれる人の顔と仕事を見たいので、都内近郊で探してみたが、なかなか「ここ!」という店がない。
 
いっそ買い換えようかと思ったところ、八王子の「山憙堂(さんきどう)」さんのブログを発見。
 
天気もいいのでツーリング気分で中央高速を走り、リペアを依頼したのが2週間前。
 
そして昨日、「作業が終わりました」と連絡をいただいたので、天気はいいけど猛暑のなか行ってきた。
(「持ってくるのも大変でしょうから送ってください」と言われたけど、なんやかんや理由をつけて、アドベに乗りたいのね.....)
 
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それにしても八王子は暑い。
山が近いのでもう少し涼しくてもいいと思うが、盆地なのでしょうがないらしい。
 
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オーナーで職人のSさん
たくさんの靴が修理を待っている。
 
そしてできたのがこれ
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クリーニングのうえにしっかり塗装もしてもらい、まるで別物。
 
注目すべきはチェンジペダル用の革カバー
 
万が一、ペダルに当たる位置が悪かった時のことを考慮して、あえて全部は縫い付けていない。
 
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一枚革かと思ったら、裏表2枚で色を変えて縫い合わせ。
こんなところにも職人のこだわりが感じられる。
 
実はSさんもバイク乗りで、自分で作ったブーツを履いて、北米大陸を旅したこともあるらしい。
数年前に中古のXR600を買って、自宅でバラしてオーバーホールしていることが、ブログに紹介されている。
 
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Sさんの毎日のアシはCD125
私の父親もむかし乗っていたことがあり、実は普段のアシ用に欲しい1台。
 
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ペダルが当たる位置もチェンジの感触も申し分ない。
 
チェンジペダルで靴が傷まないよう、「当て革をゴムバンドで留めるグッズ」も試したが、バイクを降りてそのまま歩くとゴムが切れたり、ずれてしまったりで、結局使えなかった。
 
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う~ん、なんかかわいい
 
こんな「ダナー改」もアリだと思う。
 
ヤレて黒い部分がグレーになったケブラーライトも、同じカバー加工とクリーニング、ソールの張替えをお願いしたので、こちらも楽しみ。
 
「予算オーバーしたら、遠慮せず言ってください」
と頼んだが、「大丈夫です」って。
 
八王子という場所柄なのか、乗馬用ブーツのリペアも数多く手掛けている。
乗馬はみかけの優雅さと違い激しいスポーツ。
ブーツやサドルなど馬具にかかる負担の大きさは、オフロード並みかもしれない。
そんな人たちから信頼されているお店なら、間違いはないだろう。
 
職人のこだわりが感じられる店。
八王子まで行く価値はじゅうぶんあると思う。
 
Sさんありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。