R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

スガワラ J r

ダカールラリーの結果
2輪 
 優勝 シリル・デプレ(KTM)故 リシャール・サンクトに並ぶ3度目の優勝
大本命KTMのマルク・コマはトラブル続きで15位に...。
でも690RALLYは排気量規制で今年まで。
3位にアプリリア450、4位にヤマハ450、他にもシェルコ450など、450ccの時代に突入し、来年はKTMも450RALLYを投入するのか(ってKTMはダカールラリー撤退だったのでは??...)。
ファラオにも「450RALLY」という名のマシンが、ワークスからスポット参戦していて、メカに聞くと「ボディは690なので450ccエンジンでは重くて全然ダメ」と言っていたけど...。

4輪
 優勝 カルロス・サインツ(VWトゥアレグ
「やっと」という感じの初優勝。それも2位で同じVWのアル・アティアとの最終日までのデッドヒートを制しての優勝で、喜びもひとしお。
トゥアレグという名は付いてるけど、市販車とは似ても似つかぬ砂上のF1マシン。
イメージ 1

昔、パリダカのキャンプで、当時三菱パジェロに乗っていた篠塚さんに、「このパジェロ、市販のパジェロとどう違うんですか?」と聞いたら、「同じのはヘッドライトのレンズだけで、あとは全部違うよ」と言われた...。
このトゥアレグも4位に入ったペテランセルBMW X-3も、1台数億円の純粋なレーシングマシン。

イメージ 2

BMW X-3 飛びます飛びます(by坂上二郎

三菱パジェロが撤退して、4輪は「VWvsBMW」の戦い。
ペテランセルも2輪では6度優勝後、4輪に転向。
三菱パジェロで2度優勝するも、三菱の撤退によりBMWダカール参戦。

日本人の三橋選手も大柄なランクルで総合17位、市販車部門優勝と、素晴らしい結果。
そろそろVWかBMWから声がかかってもいいのでは?なんて思うけど。
2輪でもプライベーターながら好成績を収めて4輪に転向した三橋君、今後に期待。

カミオンクラス、優勝はブッチギリでカマズのチャギン。
18000cc V8ツインターボ850馬力は、トラックという名のレーシングカー。
8000cc400馬力の日野レンジャーと並ぶと、「ダンプと軽トラ」くらいのモンスターマシン。

そんな強豪ひしめくカミオンクラスで総合7位、10リッター以下のクラスで優勝と、今年はリタイアしたオヤジに代わり、名実ともにチームスガワラの顔になったスガワラJr、テルちゃん。

イメージ 3

シャンパンファイト♪
イメージ 4

これだけのスタッフが関わってレースは行われる。爺もうれしそう。

先日自宅にお邪魔したとき、菅原ママから毛ガニをいただいた
毎年のダカール終了後、爺の地元、北海道の方から帰国に合わせて送られてくるのが、今年は日にちを間違えて早く着いてしまったそう。
おかげで本場の毛ガニ、家人と二人、無言でひたすら食べた。ごちそうさま♪

ママいわく「テルは昔から無口な子だった」そうですが芯は強かった。
小学校1年生のとき、お兄ちゃんと渋谷の西武でケンカしてその場からいなくなり、みんなで探したところ、当時住んでいた六本木まで歩いて帰ったとか。
「東京タワーを目標にした」らしいけど、わずか7歳の子供が渋谷から六本木まで歩いたとは、そのころからラリーストの片鱗があったのかな。

パリダカでは最終日にダカールの海岸でビクトリーランがあり、上位から2台づつスタートして10位の彼の番のとき、11位のモンスターカミオンとスタートしたら、あっというまに見えなくなったとか。
レンジャーの最高速150km/hに対し、相手が200km/hでは、直線はかないません。
それでもトップ10に食い込む走りは、負けず嫌いなオヤジ譲りだろうな。
「牛若丸vs弁慶」の戦いは、まだまだ続きそうですな。