R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

シンウルトラマンとダカールとハンバーガー

事務所の屋上で羽田空港に向かう飛行機を、コーヒー飲みながらボーっと眺めていた。

事務所に戻って仕事をしていたら、6時過ぎに「夕飯ができた」と奥さんからメール。

3階の事務所から1階の自宅へ下りようと、ドアを開けたら「なにか」が置いてある。

開いてみると

今年のダカールラリーの写真集が。

そういえばコーヒー飲んでいるとき、単気筒のバイクが通りかかったような。

またスガワラ爺がそーっと、「置き配」していったらしい。

日野自動車の排ガス不正事件が起きたばかり。

来年のダカールラリーはどうなるのか?

今度じ~じに会ったら聞いてみよう。

 

そして金曜夜は自転車で15分の品川プリンスシネマへ。

9時50分からのレイトショーで観に来たのは

シン・ウルトラマン

シニア割引なので1200円で観られるのがありがたい。

なんの前知識もなく観に行ってしまったので、感想は「がっかり」のひとこと。

前評判はシンゴジラ以上とのことだったが、開始20分で強烈な睡魔が襲ってきて、最後まで眠気との闘いだった(ふだん早寝なので、10時過ぎは眠い)。

最後の最後にフッと寝落ちして、気がついたらエンドロールが流れていた。

記憶に残っているのは長澤まさみのナマ足くらい。

 

ウルトラQから始まって、ウルトラマンウルトラセブン帰ってきたウルトラマンと、多感な小学生時代を過ごした私。

低学年の時の夢は「ウルトラマンになること」で、卒業文集には「将来は円谷プロで働く」と書いていた私には、この映画は「???」の連続だった。

ハヤタもアラシもイデ隊員も、ビートルも出てこないって?

 

私にとって特撮ものはキカイダーで完了している。

ロボットものはマジンガーZの最終回、グレートマジンガーが現れた時点で終わっているので、ガンダムエヴァンゲリオンも1話も見たことが無い。

怪獣が現れて人間とヒーローが協力してやっつける、単純明快なストーリーが好きだった私には、もっと現実的なシンゴジラやシンウルトラマンは、むずかしすぎた。

 

今週末から公開のこっちに期待しよう。

 

そして日曜はナガモチさんのハンバーガーを食べに、板橋のイオンへ。

前回娘とタンデムでここへ向かう途中、クルマにぶつけれらてたどり着けず。

今回は娘とクルマで行こうと思ったら、奥さんも行くことになり、山手通りを20キロ北上。

ナビの通りに進んだらイオンの手前で狭い道を表示。

「目的地に到着しました」とアナウンスはあるのに、住宅街でイオンが無い。

もう一度ぐるっと回って「ひょっとして今回もたどり着けないか?」と不安になったところで、イオンの看板を発見できた。

イオンというから広~い駐車場に、キッチンカーが何台も出店しているのかと思ったら、ここは「イオンスタイル」という業態で、昔あったスーパーをイオンが買収?したのか、とにかく駐車場が狭い。

キッチンカーはナガモチさんだけ。

コロナでなかなか会えず、3年ぶりの再会。

クルマの前にイスとテーブルがあればいいのにと思ったら、

「ここで食べると消費税がかかる」ので、置いていないそう。

イオンのなかのフードコートで食べられるらしいが、混みあったフードコートはちょっと苦手

道に迷って通りかかった公園まで歩いて5分なので、ここで食べることに。

写真がヘタでわからないけど、肉は国産牛肉100%

味にうるさい奥さんも「美味しい」って。

娘はチキンナゲットが大のお気に入りだった。

 

本業は「辺境専門の旅行代理店」として、ダカールラリーや海外ラリー、ツーリングでお世話になった人もおおいはず。

私もモンゴルやファラオラリーで、毎回お世話になった。

スウェーデンのオールソンも、もともとはナガモチさんの紹介だったが、旅行業はコロナで一転、暗黒の時代へ突入してしまった。

もともと料理上手で器用なナガモチさんのこと。

昼は開店休業の旅行代理店を、自宅兼事務所でやりながら、夜は近所のファミレスで、三輪バイクで宅配のバイトを始めたら、人手不足のファミレス業界、厨房も手伝ってほしいと言われ、やってみたら調理の人より上手。

あれよあれよというまに「店長候補」になってしまったが、そこまでやる気はない。

 

次に勤めたのが近所の老人介護施設の、「朝食の準備と配膳」のバイト。

朝5時から厨房に入り、最初は調理されたものをお皿に盛り付け、高齢者に配膳、片付けまでやって、9時に終わる仕事だったが、調理するスタッフの段取りが悪いので、見かねて手伝ったらマネージャーの目に留まり、調理主任になってしまった。

こちらも「新しい施設を作るので任せたい」と、会社から言われたらしいが、これも本業にする気はなく、地元の精肉会社でもバイトをしたご縁で、始めたのがキッチンカーだった。

唐揚げをやっていたキッチンカーを居抜きで買い取り、ハンバーガー用に改造。

マッチングアプリで空きスペースを探し、最初、品川のお寺の駐車場で始めてみたら、まわりが新しいマンションだらけで、住民がリピーターになってくれたそう。

いろいろな場所でやってみたが、ハンバーガーよりフライドチキンのほうが売れる場所だったりで、「試行錯誤の毎日」とか。

公園の写真をFBに載せたら、オザトレのMTB仲間オダジマさんから

「三次公園ですか?」って。

おばあさんがこの辺に住んでいて、子供のころここでよく遊んだらしい。

たしかに都会の公園にしてはレトロ感があり、近所の子供たちがザリガニ獲りや釣りをやっていた。

春に生まれたのかコガモが10羽、お母さんのあとを必死に泳いでいたのを見て癒された。

6月はまた品川のお寺で開業とのこと。

ショバ代数千円と売り上げの15%を支払うらしいが、売れない日はかなり重荷になる。

せっかくの再出発、なにか応援したいので、どこか商店街の外れや人通りがあるところで、「好きに使っていいよ」という場所が無いか、日々考えている。

初ハマスタ&ナマ牧秀吾

鎖骨の痛みはだいぶ和らいだけど、ヒビはいってるアバラが痛くて、寝返りが打てないのがつらい。

そして土曜は人生初のハマスタ&DNAベイスターズの試合観戦

牧秀吾選手のおじさんで、私の長野の同級生のマキくんが、横浜トライアスロンに参戦するので上京した。

というかついでにハマスタで、DNA対阪神のデーゲームを土日観戦するほうが、メインだったりして。

ついでにチケットを取ってもらった。

 

朝は雨だったけど昼前に止んだ(さすが晴れオトコ、ファラオラリーも一度も雨に降られなかったし)※エジプトは1000年、雨降ってない(@_@)

 

土曜午後2時から試合なので、1時にハマスタでマキくんと待ち合わせ。

自宅から京浜東北線関内駅を目指すも、横浜駅で車両点検があり、10分ほど遅れた。

関内駅からハマスタまで100mくらい?

ベイスターズファンってこんなにいたのか?

と驚くほどみんなユニフォーム着て、やる気マンマン

虎模様のタイガースファンもちらほら

牧選手のユニフォーム書いたかったけど、人気で売り切れ、入荷も未定とか(*_*)

このあと超満員に。

ナマ「牧秀吾」初めて見た

今回は奥さんも上京、

会うのは20数年ぶりだけど、ほんとにいい人。

むかし

「たまにはふたりで東京に遊びに来て」

って彼女に言ったら、

「わたし、近くに山が見えないと不安になるんです」

って。

30年以上トライアスロンをやっているマキくん。

自宅の前がもう坂道で、そのまま菅平でも志賀高原でも、どこでも行ける最高の環境。

 

雨が止んだ午後は強い日差しで、とにかく暑かった。

この日は9対1でボロ負けだったけど、とりあえず秀吾選手が2安打だったので、よしとしよう。

中華街のホテルに泊まるマキ夫妻と別れて、駅に向かう。

中華街はたくさんの観光客でごった返していたけど、インバウンドでない今はほとんどが日本人。

ってことは数年前は中国人や外国人観光客が押し寄せて、もっと混んでいたのか(@_@)

ふだん人がたくさんいる場所に行かないので、歩くだけで疲れた。

 

そして日曜はトライアスロン

60歳以上のクラスは9時15分からスイムスタート。

今日は横浜に住むこちらも同級生のマエカワくんと、山下公園で待ち合わせ。

今日は寒かった。

昨日の調子で半袖で出てきたら、寒くて鳥肌が立ってくる。

横浜港の水温もかなり低そう。

マキ君のスタート見送ってから、奥さんを探す。

「どこかで会えるだろう」とタカをくくって、携帯番号を聞いていなかったら、ほんとうに最後まで会えなかった。

そして無事ゴールして、マエカワ君と記念撮影。

もう長野の同級生で東京に残っているのは、私とマエカワ君だけ。

みんな大学を卒業すると、長野に帰って就職してしまった。

マエカワ君も都内の大学を卒業して、長野の会社に就職したけれど、15年ほど前に倒産。

取引先だった横浜の会社に誘われて、奥さんも神奈川の人だったので、長男ながら上京した。

実家は3年前の千曲川の水害で床下浸水。

他人に貸していたりんご畑や田んぼも、水没してしまった。

おたがい長野に帰りたくても、こちらで家庭を構えてしまっては戻れない。

 

今日はマエカワ君がマキ夫妻と野球観戦なので、山下公園からハマスタまで一緒に歩いて、電車に乗って帰った。

帰宅してテレビで野球観戦。

今日も負けてしまったけど、秀吾選手がまた2安打だったので、まぁ良しとしよう。

土曜朝6時にクルマで長野を出発、昨日は野球観戦して、今日はトライアスロンのあと、また野球観戦してクルマで長野に帰る。

月曜は代休とったとはいえ、かなりのハードスケジュール。

奥さんは高速の運転が苦手らしいので、ほぼマキ君ひとりが運転なので、夜10時過ぎに「無事帰宅」のメールをもらってホッとした。

来月も野球観戦で上京するらしいので、彼ひとりならウチに泊まってもらい、一緒に観戦できたらいい。

 

そして今日、事務所に居たら、単気筒のエンジン音が。

てっきりスガワラ爺が来たかと思ったら、いつも髪を切ってもらっている「rigid hair works」のシロズ君だった。

十数年前、モンドモト市川君のところから買った、KTMデューク400

たぶんもう25年モノくらいか。

「ひょっとして右手が使えずに、髪も洗えないのでは?」

と、カットのためのハサミと道具を持参してくれたが、三角巾でウデも吊っておらず、フツーに生活しているのを見て、かなり驚いていた。

昨日、術後一週間の検査で病院に行ったが、もうウデを動かさないと硬化してしまうので、上下左右のリハビリをやらされた。

帰ろうと思ったら、キックでエンジンがなかなかかからない。

「置いて行ってモンド市川君に取りに来てもらおうか?」

なんてまじめに言ったけど、なんとか始動できた(@_@)

来年車検らしいが、まだまだ乗るらしい。

ホンダやカワサキなどの旧車は、バカみたいに高騰してるけど、ビーエムもKTMも値上がる気配もないので、マンション駐輪場に停めておいても、盗まれる心配はないのが救いかも。

お土産にお団子とシャンプー、トリートメントまでいただいた。

このお団子、初めて食べたけどゴマが「これでもか!」ってかかっていて、あまったらご飯にかけてもいいくらい(でもすごくおいしい)

ずんだもちとみたらしも、「あん」がたっぷりで、「だんご界のラーメン二郎や~」って(彦摩呂風に)

シロズ君いつもほんとにありがとね。

今のところ、バイクは卒業するつもりだけど、そちらもくれぐれも気を付けて。

私が贈ったエアバッグベストを着ていてくれて、うれしいけど、いくら安全運転していても、クルマに突っ込まれたらひとたまりもない。

それでも乗りたいなら「運」を育てるしかないことを、分かってくれたらうれしい。

手術成功

1日に事故に遭い救急搬送された病院は、コロナと連休で重症以外は手術できず

自宅から近いところで手術して下さいとのことだったが、連休でどこも予約が取れず。

医療関係の奥さんのツテで「東京高輪病院」で手術できることになり、5月5日入院、6日手術になった。

個室は空いておらず4人部屋。

持ち込んだ本は村上春樹の「海辺のカフカ」と、「地面師」

手口が巧妙になり、司法書士や法務局でも見破れないことがあるとか。

プロの不動産会社でもコロッとだまされる。

入院にあたり売店で買うよう言われたのが、「ティージーパンツ」という大人のおむつ。

それと血栓防止のためのハイソックス

5月5日子供に日なので、ケーキもついて

整形外科の患者はほとんどが高齢者で、60の私なんて若者の部類とか。

 

となりのベッドは転んで腕を折ったおじいさん。

ギプスのなかのウデが「かゆい」らしく、夜中に

「あ~かゆいかゆい」と独り言を言うので、うるさくて眠れない。

 

ウトウトして夜中にフッと目が覚めた。

横を見ると知らないおじいさんが私に添い寝していて、目が合った(?!)

思わず起き上がろうとしたら、体が動かない。

般若心経を唱えたらフッと消えたが、何十年ぶりに金縛りにあった。

 

翌朝、若い看護師さんに話したら

「病院ですからね~」って、明るく言われた。

 

そして午後1時から手術。

今まで何度か骨折したけど、単純骨折だったのでギプスだけでくっついたが、今回はプレートで固定が必要。

人生初の手術台に乗り、麻酔のマスクをつけられて、あっというまに爆睡

術後に奥さんが撮ってくれた写真

プレートを取らないでまた鎖骨を折ると、余計なチカラがかかってひどいことになる

と、バイク乗りの骨折経験者は口をそろえる

みんなロードやモトクロスでケガをして、プレート入れたままレースに出てまた骨折して、「骨が皮膚を突き破った」とか(*_*)

なので半年後に除去手術を受ける予定。

 

寝ているしかないので持ち込んだパソコンで、youtubeカービングターンの動画を見まくる。

内科じゃないんだからもう少し「精の付くもの」を食べたいが、仕方ない。

奥さんが差し入れてくれた「のりたま」の塩気が、しみわたる。

手術した鎖骨より折れたアバラのほうが痛くて、寝返りが打てないのがつらい。

でももうおじいさんは出てこなかった。

そして日曜に退院。

病院の向かいは旧皇族のお屋敷を、プリンスホテルが買い取って、迎賓館になっていた。

60年前、スガワラ爺が拓大生だったころ、ここに「書生」として住み込みで働いていたらしい。

夜中に奇声をあげるおばあさんや、歩き回るおじいさんなど、ほんとうに気が休まらないので、たった4日の入院だけど、もうコリゴリ。

これ以上いたらもっと具合が悪くなる。

 

娘も元気そうでホッとしたが、一歩まちがえば二人とも死ぬか、重症だったかも。

思い返せばバイクに乗って40年以上、何度も死ぬ思いをしてきたが、「奇跡的に」生きている。

むかし霊能者の人に

「あんたは先祖の徳だけで生きてきたね」

と言われたことがある。

「でもそろそろ使い果たしそうだから、自分も徳を積みなさい」とも。

つくづく「ご先祖様に護られてきたんだな」と、今回の事故で思い知った。

奥さんからは「タンデム禁止令」が出たけれど、

「でも仕事やプライベートでバイクは必要でしょ」

って。

「重たいGSから250のセローや、125のクロスカブにでも乗り換えれば」

とも思ったが、私の場合は90%が「都内の仕事のアシ」

なので小回りの利くバイクに乗れば、今以上にクルマのあいだをすり抜けたりするだろう。

今回のようにクルマに突っ込まれたら、大型でも小型でもひとたまりもない。

これを機にバイクを卒業しようかと、真面目に思う。

 

バイクは気を付けて

土曜は娘は半ドンで学校。

子供のいる家庭は学校をズル休みさせない限り、ゴールデンウィークでハワイとか行けない(はず)。

30年前、第1回ロシアンラリーのあと、カメラマンの山田シューセイさん主宰の「ムーンライトキャンプ」というイベントが、当時出来たばかりの若洲の、都営公園キャンプ場で開催された。

湘南まで行かなくても東京湾があるじゃないか

ということでひさびさに行ってみた。

奥に見える観覧車は葛西臨海公園かな。

この日は風が強く海も波が高かった。

知床遊覧船の事故はこれより波が高かったはず。

シロナガスクジラ

ダイオウイカ

まさかの「人魚」も

なんとかブリッジ

(東京ゲートブリッジ)

肝心のキャンプ場は若洲リンクスゴルフ場の反対側。

バイク置き場からここまで3キロもある。

さらに歩くと帰りが遠くなるので断念。

帰りも3キロがんばって歩いて、レインボーブリッジの下を通って帰宅。

 

「辺境専門の旅行代理店 E&Gインターナショナル」のナガモチさんとは、30年来のバイク仲間。

パリダカや海外ラリーのチケット手配で、お世話になった人も多いはず。

コロナで海外旅行は開店休業状態。

しかたないのでファミレスや介護施設で、バイトしていたナガモチさんが、キッチンカーでハンバーガー屋を始めたらしい。

日曜は板橋のイオン駐車場で開業しているというので、またタンデムで向かったところ

 

霞が関のど真ん中、「内閣府上」の交差点、

信号が青になったので直進したところ、左から白い物体が「いきなり」ぶつかってきて転倒。

ふたりとも投げ出され、私より先に起き上がった娘は、倒れている私を見て

「パパ死んじゃった」と思ったらしい。

起き上がろうとすると右肩に鋭い痛みが。

バイクを起こそうとするが力が入らない。

左折すると国会議事堂があるので、警備のおまわりさんが飛んできて、ジョギング中の人とバイクを起こしてくれた。

救急車にのせられて向かった先は「虎の門病院

さいわい娘は打撲だけで済んだが、私は鎖骨骨折。

コロナと連休で予約が無いと、重症以外は手術ができず、自宅近くの病院で手術して下さいって。

先日録画しておいた映画「エクソシスト」を、初めて見た娘。

「元祖ホラー映画の金字塔」などと言われるが、チャッキーやリングなど、もっと怖い映画を見慣れた子供には、全然こわくない。

「な~んてバカにしたから、悪魔の呪いで事故しちゃったのかな?」って

 

当日はすぐ救急車に乗ってしまったので、現場検証に立ち会えず。

今日、警察の人がわざわざ自宅に聴取に来てくれた。

私のバイクのドラレコの映像を見てくれて

問題の交差点、このあと右側の白いSUⅤが、ウィンカーも出さずに急に左折して、こちらとぶつかっている。

図で説明するとこんな感じ

連休で静岡から上京した家族連れで、首都高の霞が関出口から、東京ドームで野球観戦に向かっていたらしく、娘いわく

「後ろの席に子供が2人乗っていた」って。

ナビが左折の表示をしたので、後方確認せずハンドルを切ってしまったそうで、こちらの過失は「ゼロでしょう」とのこと。

娘は私の運転を1万パーセント信用しているので、こちらも安全運転していたつもりだったが、ブレーキをかけることもよけることも、なにもできなかった。

警察の人曰く

「クルマのドラレコには、ぶつかったとき娘さんがボンネットに跳ね上がって、落ちた映像があったので、娘さんのほうが重症かと思いました」

その写真を見せられて肝を冷やした。

ボンネットでなく窓のフレームにぶつかっていたら、首の骨が折れたかも。

 

当然奥さんからは「タンデム禁止令」が出されたが、もし娘の身になにかあったら?と思うと、もう乗せる気になれない。

「ABSがあるからタイヤロックしないので安心」

なんて思っていたが、今回のように「横から」ぶつけられたら、ひとたまりもない。

高速道路の渋滞でクルマのあいだをすり抜けるときも、左右のクルマの動きを注意してみているつもりだけど、真横に来たとき急にハンドルを切られたら、もうよけられない。

 

警察の人から

「バイク、フレームも逝ってるっぽいので、{全損}かもですよ」とも。

タンデムでなく単独でも、万が一事故したら....

これ以上、家族に心配はかけられない。

なんて思うと、これを機にバイクは引退したほうがいいんじゃないかと、マジ考える。

 

昨日は近くの病院で手術のための検査。

朝9時からいろいろ検査して、やっと入院と手術の申込が終わったのは、午後4時。

全身麻酔で数か所折れた骨をプレートとボルトで固定して。

木曜から入院して金曜に手術、早ければ翌日退院とのこと。

今まで骨折は数回しているが、いずれも自然治癒で、手術は今回初めて。

60歳にしてかなり緊張している。

 

娘も突然のことなのに泣かなかったのは,えらいのひとこと。

 

ふだん必ず着用するエアバッグベストは、娘のぶんが無いので付けていなかった。

ケチらず娘とふたりで着ていれば、私も鎖骨は折れなかったかもしれない。

 

そして今回一番役に立ったのはドラレコ

被害者の自分に「もしものこと」があっても、機械がちゃんと証明してくれる。

マフラーや改造パーツなんぞにかけるカネがあるなら、ぜひ装着をお勧めする。

 

上総介とペクチン

先週オザワさんちの裏山でいただいた夏ミカン

マーマレードにする仕込み中

つい手順を忘れてそのまま砂糖を加えて、煮込み始めてから、

1,皮を3回「湯がいて苦みを飛ばす」

2,タネをガーゼにくるんで一緒に煮込む(種のペクチンでとろみを出すため)

を忘れていたことに気づく。

まぁなんとかなるだろうと煮込んでみたが、タネが無いのでとろみの素「ペクチン」が足りず、とろみがつかない。

砂糖を加えても皮の苦みが残ってしまう。

あまり砂糖を使っても経済的ではないので、もらいものだけど独特のにおいと味で、誰も食べないマヌカハニーを投入

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」先週の回で、佐藤浩市演ずる「上総介広常」が、非業の最期を遂げ、娘は大号泣。

エンディングでは毎回「ゆかりの地」を取り上げるが、この日は上総介の特集で、供養塔を見た娘から、「お参りに行きたい」とリクエストが。

 

ならばと第三京浜から横横道路の「朝比奈」で下りて、走ること数百メートル。

道路わきにポツンと供養塔があり、ドラマを見たのか数名が手を合わせていた。

「鎌倉ってこんなに近かったんだ」

自宅から高速で1時間、45キロの近さなので、また「鎌倉殿」に親近感が湧いたらしい。

30年前、1年ほど住んでいた金沢八景だが、ここは何百回も通ったのに気が付かなかった。

鎌倉霊園の山を越えて、鶴岡八幡宮へ抜ける。

峠道にも上総介の屋敷があった「十二か所」という地名や、梶原景時が刀を洗ったという「太刀洗」バス停があり、ちょっとした歴史のお勉強。

ゴールデンウィークが始まったのか、町も道路も大渋滞で、ものすごい人出。

道が狭いので二人乗りのすり抜けは、ほんとうに緊張する。

八幡宮から海岸へ続く若宮大路も、たくさんの観光客とクルマでごったがえしている。

八幡宮にお参りして、なんて甘い考えだった。

次回はもっと早くきて、バイクの駐輪場を考えないと。

海岸線も大渋滞。バイクは路側帯を走れるけど、積もった砂でスリップしたり、クルマのあいだを歩行者が飛び出すので、ソロソロと慎重に走る。

途中のコンビニでアイスを買って、いつもの森戸海岸で休憩

最高気温28度とかで、サーファーだけでなく海水浴客もちらほら。

娘も「来週は泳ぎたい」って(*_*)

帰りの横横道路は全線で大渋滞。

バイクでよかったが、娘の身になにかあったら大変。

なのですり抜けもほんとうに慎重で、神経をすり減らす

娘も暑いなか、最後にちょっと居眠りしたくらいで、よくがんばった。

夜は英語の辞書を買いに、五反田まで親子3人自転車で。

目黒川の橋がウクライナカラーだった

 

先週に続いて日曜はオザトレへ走りに行きたかったが、昼から雨の予報なのと、先週以来ヒザがシクシク痛むので、今週はあきらめることに。

マーマレードに「とろみ」が出ないので、ペクチンを買いにバイクで田園調布の富沢商店へ。

ジャム用の「LMペクチン」(左)と、グミなどに使う「HMペクチン」の2種類があるらしい(買ったのは左のジャム用)

帰宅してペクチン10gをお湯に溶いて投入すると、あら不思議、ちゃんと「とろみ」がついた。

まだ皮は苦みが残るけど、どうせ娘は食べないので、ビターな大人の味と思えばいい。

さすがに疲れたのか、娘は朝8時まで爆睡。

今ごろは先週ロケハンした池袋で、友達とカラオケでもしているのかな?

赤イペガサスとワラビのおひたし

私が大家の千葉のマンションに、私が購入するずっと以前から住む、78歳の男性。

もともとは東大だか京大を出て、どこかの商社マンだったらしいが、仲間に誘われて脱サラして事業を始めたら、失敗続き。

家族にも見放され、ビジネスパートナーだったこのマンションのオーナーが、

「うちの部屋空いてるから、かしてあげるよ」

と入居してはや十年。

このマンションの元オーナーも、もとは大地主の息子で、

「このマンションから駅まで、自分の土地だけ通っていけた」

と豪語していたが、しょせんはボンボン。

先祖伝来の家作を担保に銀行でお金を借りて、いろんな事業に手を出しては全滅。

本人曰く「じいさんの代と合わせて銀行に、20億は取られた」そう。

もともと賃貸用に建てたこのマンションも、おカネに困って入居者にバラバラと売っていたら、最後は自宅の一部屋だけに。

いまは管理人をやって細々と食いつないでいる。

私がここを買った9年ほど前は、ちょうど東日本大震災があった翌年。

福島原発から漏れた放射能が、関東一帯に降り注ぎ、各地で「ホットスポット」と呼ばれたころ。

このオジサンたちはさっそくウクライナから、「放射能測定器付きのイス」を数百万で購入。

市役所から「被ばく量検査費」として、ひとり5000円を補助してもらう話をつけ、大々的にチラシを配って、マンションの空室で「検査料1回5000円」で「開業」した。

この市は保育園や小学生だけでも数千人いるので、

「1000人やったら500万儲かる」

とか

「もう1台、大至急輸入しなきゃ」

なんて喜んでいたら、近所の小学生10人くらいを、「キャンペーン」と称して無料で測定したところで、役所に

「このまま住んで大丈夫なのか?」

という問い合わせが増え、風評被害が広がることを懸念した役所から、補助金中止の知らせがあり、1円も稼げないままお蔵入り.....

 

ほかにもマンションの一室で、500万の「水耕栽培」設備を買って、

「これで天候に左右されず、希少な野菜を栽培して、高級レストランやスーパーに卸してひと儲けしよう」

なんて期待したが、スーパーやお店に卸す規模には、少なくても100坪以上のスペースが必要で、初期投資も1億は必要。

そんなこと最初にわかるはずだが、なんでも新しいことに飛びつくわりに、採算や将来のビジョンが欠落していて、これもお蔵入り。

なんてことを繰り返していたらマンションオーナーも、入居者のオジサンも貯金が底をつき、片や管理人、おじさんは月8万円の年金で、85000円の家賃が払えない。

78歳ではなかなか仕事も見つからず、今月やっと病院の警備員のバイトを見つけたそう。

 

洗濯機が壊れてしまい、元オーナーの洗濯機を週2回、借りているらしいが、最初は「困っているときはお互いさま」

といっていたオーナーも、

「いいかげん洗濯機くらい買えよ」

と言い出す始末。

家賃も遅れ気味なのに、中古でも洗濯機を買うカネがないというので、私の長年の友人のSさんに相談したら、

「使ってない洗濯機あるからあげるよ」

とのこと、

Sさんはマンションやアパートをいくつか貸しているが、本当に「ひと」がいいので、新しい洗濯機や冷蔵庫など買った入居者が、古い家電の処分に困っていると、

「預かってあげる」と自宅の物置にみんな引き取っていた。

見に行くとあるわあるわ、冷蔵庫に洗濯機、電子レンジにテレビが数台。

古いと言っても3~5年しか使っていないものもある。

(結婚した入居者が相方が持つ家電のほうが新しいので、処分したものもあるので)

ほかにも食器棚やクローゼットなど、広いはずの自宅がモノであふれている。

 

おじさんから「冷蔵庫も壊れそう」と言われていたので、軽トラのレンタカーを借りて、土曜日に届けてきた。

自宅から自転車で10分。以前スガワラ爺から紹介してもらった、「ニコニコレンタカー」

f:id:sinanonano:20220418110701j:plain

軽トラは6時間で保険含めて5000円ちょっと。

ここはガソリンスタンドの一角を借りて、店舗が無いぶんクルマを安くしているらしいが、2年前はおじさん一人だったのが、今はスタッフ3人。

儲かってるんだろうなと感じた。

不慣れな軽トラで首都高はこわいし、家電はタダでもらえたけどレンタカー代は自腹。

これ以上の出費は避けたいので、1時間半かけて下道で向かった。

f:id:sinanonano:20220418110630j:plain

この洗濯機はSさんのマンション4階に住んでいた、私がバブル時代に働いていた会社の、元専務が使っていたもの。

バブルがはじけて多額の負債を背負った専務も、奥さん子供に逃げられて30年、

職と住まいを転々として数年前、もともと知り合いだったSさんが見かねて、ワンルームを格安で貸してくれた。

そんな専務も85歳で去年の正月、部屋で孤独死してしまい、

「じつは半年、家賃もらってなかったんだよね」ってSさん。

 

私もバブルがはじけたとき、この不動産会社が多額の負債を抱えて倒産。

このころは専務も私も個人で不動産を、買って売っていたので、私も億単位の負債を背負い、文字通り無一文に。

そのとき助けてもらったのもSさんで、

「軽トラあるから廃品回収でもしたら」

と言われ毎日、

「ご町内の皆様~」

とやっていた。

友人のアパートの前で

「〇〇さん〇〇さん、バイクとかギターとかいらないのあるでしょ」

なんてマイクで呼んだら、おどろいた友人が飛び出してきたのを、今でも思い出す....

 

専務がSさんに「借りて」使っていた洗濯機だけど、あと数年は使えるはず。

f:id:sinanonano:20220418110637j:plain

冷蔵庫も専務が使っていたもの(亡くなったというと縁起が悪いので、だまっていた)

もともとあった洗濯機と冷蔵庫は、とりあえずベランダに置いて。

この借主さんもほんとはすぐにでも、家賃の安い市営住宅に引っ越したいけど、コロナなど不景気で空きが出ないそう。

入居は母子家庭や生活保護が優先されるので、年金暮らしの彼の順番は、当分回ってこないみたい。

やっと見つけた警備員のバイトは埼玉なので、ここから電車で1時間かかる。

そっちのほうが家賃も安いので、バイトでおカネが貯まったら引っ越す予定とか。

f:id:sinanonano:20220418110633j:plain

冷蔵庫と洗濯機をふたりで運んだら、もうゼイゼイしていた。

78歳だけどまだまだ働かないと。

くれぐれも室内で孤独死はしないでネと、冗談半分で言ったけど、現実になりそうでコワい。

f:id:sinanonano:20220418110640j:plain

 

ふだんはGSでバキューンと走る道も、軽トラでのんびり走ると、景色が違って見えて新鮮。

f:id:sinanonano:20220418110647j:plain

浅草の近くでこんなところに屋形船があったのかと、発見も。

f:id:sinanonano:20220418110650j:plain

無事クルマを帰して帰宅したら、土曜日、学校から帰宅した娘が

「来週日曜日、あたらしい学校の友だちと、池袋で待ち合わせしたので、行ってみたい」

と言われ、GSでロケハンに行くことに。

f:id:sinanonano:20220418110759j:plain

池袋駅前。

私立の中学校なので、都内だけでなく千葉埼玉神奈川からも通ってくるらしいが、埼玉方面の友だちが数人いるので、池袋になったそう。

山手線でいけば自宅から30分で行けるけど、「バイクで行きたい」って。

 

駅近くでバイク駐輪場があるか事前に調べて、空いてなかったらグルっと走って帰って来ようと思ったら、意外に空いていた。

f:id:sinanonano:20220418110805j:plain

駅から5分で1時間100円。

たぶん平日は満車なんだろうな。

クルマに比べて「ビジネス」としては儲からないので、バイク駐輪場はほんとに少ないけど、せっかく「世界一バイクメーカーのある国」なんだから、首都高や線路の高架下や、公園や公共施設の空地などに、有料でいいので設置して欲しいと、切に願う。

 

お目当てのカラオケ店をロケハンして、新宿~原宿~渋谷の繁華街を走って帰宅。

週末の大渋滞のなかを、娘を後ろに載せて走るのは、ほんとうに疲れるけど、あと数年もすれば見向きもされなくなるんだろうから、いまこの時間を大切にしたい。

 

そして日曜は3か月ぶりのオザトレへ。

千葉のヤマザキさんにずっとトレックを、修理で預けていたのを、同じ千葉在住のカラサワさんに取りに行ってもらった。

カラサワさんは外壁屋さんで、毎日都内の現場に来るので、仕事帰りに自宅まで届けていただいた。

お山のふもとのオザワさんちに、MTBを置かせてもらっているので、いつもならGSで自宅から1時間半のところ、今日はトレックを積んでいくのでレヴォーグで出動。

週末の高速は事故や行楽客ですぐ渋滞するので、余裕を見て5時半に自宅を出たら、思いのほかガラガラで、7時にオザワさんちに到着。

朝にぎったおにぎりを、走りながら食べる

f:id:sinanonano:20220418110809j:plain

高速を降りてオザワさんちへのせまい山道を登っていくと、対向車が。

減速してすれ違おうとしたら、運転手が手を振っている。

よく見たらいつも一緒に走るオダジマさん。

「これから仕事なので朝イチで一本、走ってきました」

って。

あとで聞いたら50分押し上げて、いつものトレイルを一本走ってきたらしい。

都内はなんでもあるけど、唯一「山が無い」

オザワさんもオダジマさんも、平日の早朝「朝の散歩」のように一本登って下って、仕事に行っている。

もはや生活の一部になっているのが、ほんとうにうやらやましいと、ここまで高速で1時間半かけてくる私が、毎回思うこと。

 

ひさびさにトレックを見て、マンガ「赤いペガサス」がアタマに浮かんだ。

f:id:sinanonano:20220418110812j:plain

赤いペガサスが1冊無料】まんが王国|無料で漫画(コミック)を ...

まだ日本でF1グランプリがマイナースポーツだった1977年に、少年サンデーで連載開始。

長野の田舎だったけど同級生にF1好きのM君がいて、ニキラウダやマリオアンドレッティなど、F1の情報は意外に知っていた。

その彼が愛読していたのが「赤いペガサス

私も借りて夢中で読んだのもなつかしい

フリマアプリかブックオフで、全巻揃えようかなぁ

 

オザワさんから「ワラビ食べる?」と聞かれ、「子供のころか食べて大好き」って言ったら、連れていかれたのが裏山

f:id:sinanonano:20220418110816j:plain

じつはここはオザワさんちの「ワラビ畑」

f:id:sinanonano:20220418110819j:plain

子供のころ親と山に入って、ワラビやゼンマイ、タラの芽を採っていた。

なので「山菜は山で採るもの」と思っていたので、まさか畑があることに驚いた。

f:id:sinanonano:20220418110823j:plain

ほんの10分でこんなに。もちろん無農薬

 

「これ栽培して都内の高級和食店に卸そう」

な~んて「さもしい都会人」の考えること。

都内だと高級品だけど、ここでは当たり前の食材なんだろうな。

 

今日一緒に走る消防署員のハンチョー。

寝坊したので30分遅れるって連絡があり、いつものお寺の駐車場で待っていると

f:id:sinanonano:20220418110826j:plain

なんと前輪を忘れたらしい(*_*)

ハンチョーには私がオザワさんちに置いてある、EⅤILに乗ってもらうことに。

ハンチョーのは私のコナと同じフレームで、ハンチョーこだわりのパーツで組んでいる。

オザワさんが乗り比べをしたいと、私のコナから前輪の移植を試みる。

前29インチ、後27.5インチの異口径のことを「マレット」という。

アクスルシャフトを締めてブレーキレバーを握ったけど、なんかスカスカ

よくみたらホイールもタイヤも同じだけど、ディスクローターの大きさが違う。

私のは小さくてキャリパーが届かなかった。

 

f:id:sinanonano:20220418110830j:plain

前29、後27.5 目視でもわかるほどサイズが違う

オートバイも前21、後17~19が当たり前なのに、自転車は前後一緒というのも、おかしな話。

直進性や旋回性が違うらしいので、私も一度試してみたかった。

 

そしてハンチョーがオザワさんちまでEVILを取りに行き、準備して走りだしたのが9時半。

いつもより1時間半以上遅れているので、ゴリゴリ登る。

f:id:sinanonano:20220418110834j:plain

そしていつもの湧き水を汲んで、見晴台まで漕ぎ上がる

f:id:sinanonano:20220418110841j:plain

まさかの全部マイバイク

汲んできた水を沸かしてコーヒータイム

f:id:sinanonano:20220418110845j:plain

豆を挽くおじさん、もといオザワさん

f:id:sinanonano:20220418110838j:plain

登るときは暑いけど、じっとしているとちょっと寒いくらいなので、暖かいコーヒーが沁みわたる

f:id:sinanonano:20220418110848j:plain

見晴らし台に私と同じ1250GSHPが停まっていた。

折り畳みチェアでコーヒーを飲んでいたオーナーは、所沢からソロツーリング中の、たぶん40代男性。

1年まえに「新車未登録」のGSを買って、オフは走らないけど毎週のようにツーリングしているそう。

KTMのビッグオフと迷ったけど、こっちを買ってよかったって。

 

山桜は満開

f:id:sinanonano:20220418110852j:plain

どこでもピースしたがるおじさんたち

f:id:sinanonano:20220418110855j:plain

ひさびさ(半年以上)に乗るトレックは、「たのしい」のひとこと。

Fフォークが立っているので、ドロップオフの下りでは前転しそうな錯覚になったが、ヤマザキさんにフォークを寝かせる、オフセットをしてもらったおかげで、激坂下りも恐怖心なく走れる。

コンパクトな車体は狭くて曲がりくねったオザトレにぴったり。

走りながらずっと歓声を上げていた(うるさいね~)

 

無事オザワさんちまで下って、マーマレード用に夏みかんをいただく

f:id:sinanonano:20220418110859j:plain

裏山にユズと夏ミカンがあるけど、もうだれも取らないって、なんてもったいない。

なんてのも都会人が思うことで、マーマレードも作ろうなんて思わないらしい。

f:id:sinanonano:20220418110903j:plain

スタートが遅かったので、帰宅したのは2時半。

今日も娘とバイクに乗る約束をしていたので、帰りの高速が渋滞していないか心配だったが、2時間かからずに帰れてよかった。

 

帽子が欲しいというので、第三京浜を走って横浜ららぽーとジーユーへ。

f:id:sinanonano:20220418110748j:plain

ショルダーバッグも欲しいというので、いろいろウィンドウショッピングしていたら、雨が降り出した。

私のカッパを着せて第三を走ると、都内はまだ雨が降っていなくて助かった。

f:id:sinanonano:20220418110906j:plain

そしてワラビのアク抜き

重曹を使ってひと晩浸すのが一般的だけど、クックパッドで短時間でできるレシピを見つけて、さっそく試す。

小麦粉と塩を入れて沸騰させたお湯で数分、ワラビを煮ると小麦粉にアクが付着するそう。

f:id:sinanonano:20220418110910j:plain

かつお節としょう油をかけて「おひたし」にしたら、美味しくて奥さんにも好評だった。

 

そして去年10月、腹サイクルに修理(交換)に出したきり、なかなか戻らなかったガーミンが届いた。

f:id:sinanonano:20220418110913j:plain

コロナのうえに半導体不足とかで、遅れに遅れて約半年。

修理はできないので新品が届いた。

f:id:sinanonano:20220418110916j:plain

f:id:sinanonano:20220418110920j:plain

他にも待っていた人がたくさんいるらしい。

こんなに無償交換していたら、ガーミンも大変だろうと思ったけど、世界的に登山やハイキングブームらしいし、GSを買う人はほぼ100%セットで買うので、ガーミンも儲かっているんだろうナ

 

祝ご入学&花見キャンプツーリング

パパだけスキーに行った罪ほろぼしに

f:id:sinanonano:20220412102610j:plain

第三京浜を走って港北区ららぽーとで、お買い物

f:id:sinanonano:20220412102607j:plain

翌日もバイク乗りたいというので

f:id:sinanonano:20220412102621j:plain

娘が生まれて初めて海を見た、湘南の森戸海岸へ

f:id:sinanonano:20220412102613j:plain

f:id:sinanonano:20220412102603j:plain

f:id:sinanonano:20220412102617j:plain

帰りに寝てバイクから落ちないか心配。

なので私のスマホyoutubeから、イヤフォンでアニメ主題歌やkingnuuなどを聴きながら、無事帰宅

 

そして金曜は娘の中学の入学式

f:id:sinanonano:20220412103856j:plain

自宅から電車を乗り継ぎ約40分、コロナなので父兄は一人だけ参加の入学式、

当然私は写真だけ撮って、正門で見送って帰宅

私自身、自宅から徒歩圏の小中高だったので、電車通学は未経験。

娘も徒歩5分の小学校だったので、混雑する山手線とか地下鉄とか、心配しかない。

 

そして9,10日の土日は、元「風魔」オガワさん主宰のキャンプへ

土曜日も通学の娘を見送り、用事を済ませて11時過ぎに出発。

行楽地へ向かう渋滞は、もう収まっていると思ったら、永福から国立府中まで渋滞中。

キャンプ道具満載なので、そろそろとすり抜けて走る

談合坂SAは桜が満開

f:id:sinanonano:20220412102852j:plain

勝沼からいっきに標高をあげていくと、桃の花も満開

今回の趣旨は「桃の花見キャンプ」なので、今ごろオガワさん一行は、友人の桃畑でお弁当を食べてる頃だろう。

f:id:sinanonano:20220412102756j:plain

午後2時ころ秘密のキャンプ場に到着。先発隊が焚火の準備中

花見組も続々到着

f:id:sinanonano:20220412102802j:plain

今回はバイクで参加は4人だけ。

見慣れない1200GSは誰かと思ったら、前回クルマで参加したイワタさんだった。

GSが欲しくなって知り合いのバイク屋さんから、つい最近買ったらしい。

f:id:sinanonano:20220412102759j:plain

まだ日は高いのに、すでに飲み始めている人たち

f:id:sinanonano:20220412102752j:plain

 

オガワさんが段ボールで何か作っている

f:id:sinanonano:20220412102806j:plain

f:id:sinanonano:20220412102810j:plain

即席の「くんせい機」だった

f:id:sinanonano:20220412102813j:plain

たき火で焼いたチャーシューもいい感じ(あっというまに無くなった)

f:id:sinanonano:20220412102817j:plain

今回は15人くらいと少ないが、大食漢ぞろいなのか、出すものみんな平らげていく

f:id:sinanonano:20220412102824j:plain

私は自宅にあったスパークリングワインを2本持参したけど、これもあっというまに空に

f:id:sinanonano:20220412102821j:plain

この日は最高気温23℃で、標高1000mでも暑かったけど、日が暮れるとさすがに肌寒い

f:id:sinanonano:20220412102746j:plain

f:id:sinanonano:20220412102827j:plain

みんなたき火で暖をとる

f:id:sinanonano:20220412102749j:plain

月を撮ったら偶然流れ星が(UFOか?)

f:id:sinanonano:20220412102832j:plain

みんなかなり酔っぱらってきたところで、イワタさんが持参したウクレレで、酔っぱらい女性陣が大合唱会

一般のキャンプ場なら苦情ものだろうが、ここは貸し切りなので無礼講

f:id:sinanonano:20220412102836j:plain

ギターを背負ったバイク乗りなんて、キカイダーしか思いつかないけど、これも積載力に優れたGSならではのこと。

人造人間キカイダー」のこと: 彰二@F850GS-A

よく見たらマッハⅢだったのね

 

夜どのくらい寒いか分からなかったので、とりあえずフリースやマックスのパーカを持参したけど、全部着てもまだ寒いくらい冷え込んだ。

私のテントはノースフェイスの3シーズン用、というかサイドがメッシュの夏用なので、フライシートをかけても容赦なく、冷えた外気が入ってくる。

ダウンのシュラフだったけど夜中に起きて、厚いソックス履いてフリース重ね着したけど、アタマがスース―寒いので、ネックウォーマー頭にかぶって、やっと寝られた。

 

オガワさんといえばテント無しのシュラフだけ。

さすが「TVチャンピオン無人島大会」優勝の猛者。

ねんのためアタマにフーって息を吹き付けたら、すぐ目が覚めた(ヤセガマンだったのねw)

 

昨日の残りのタイのアラで、オガワさん特製スープの出来上がり。

寒い朝なのでカラダの隅までしみわたる

f:id:sinanonano:20220412102855j:plain

そしていつものコーヒータイム

いつものミルを積んで来れるのも、GSだからこそ。

f:id:sinanonano:20220412102859j:plain

帰り道は満開の桜を愛でながら

昨日の寒さがウソのように、今日は半袖でもいいくらいの暑さ

f:id:sinanonano:20220412102903j:plain

f:id:sinanonano:20220412102907j:plain

10時に出発、高速はガラガラで12時過ぎに無事帰宅できた。

 

荷物をおろして片付けしていたら娘が、

「バイクで海行きたい」

って。

さすがにこの時間からだと湘南はきびしいので、

f:id:sinanonano:20220412102914j:plain

自宅から30分の大井ふ頭近くの海浜公園へ

f:id:sinanonano:20220412102910j:plain

中学生になってあと数年もすれば、もう後ろに乗ってくれなくなるんだろう。

その日が来るまで少しでも、一緒の時間を過ごせたらいい。

 

今日から本格的に授業が始まるので、たくさんの教科書をもっていかないと。

さすがに5キロ以上あるので、近くの駅までポーターをかって出た。

f:id:sinanonano:20220412103859j:plain

コロナとはいえ朝は通勤客も多いので、ずっと立ちっぱなしだろう。

自宅と事務所が一緒の私は通勤が無いので、このまま学校まで運んでやろうか?

なんて一瞬アタマをよぎったが、心を鬼にして改札で別れた。

チカンもいるだろうし電車での犯罪も多いので、ほんとうに心配でしかたない。

(もしチカンがいたら、娘と一緒に乗ってその場で捕まえてやる)

今日も無事帰ってくれることを、祈る気持ちでいっぱいです。