ヤビツ攻略のため毎日でも現地に行きたいところだが、それは無理。
近所で練習するにも、私の住む戸越銀座には10キロ以上の坂道がない
(って東京のフツーの住宅地にはあるわけない.........)。
そこで自転車雑誌に書かれていた、平地で練習できる登り坂トレーニングを実践することにした。
ケイデンス(1分間にペダルを漕ぐ回数)85回転で、1時間漕ぎ続けるというもの。
登り坂は休むことが出来ないので、脚力強化はもちろんのこと、心肺機能を高めることが重要らしい(実感した)。
信号などで止まらずにこぎ続けられる環境が良いので、早朝の大井ふ頭や多摩川サイクリングロードに行くのが一番だが、娘の夜泣きで何度も起こされ、慢性寝不足の今はなかなか朝早く起きられない。
ならば夜にでも思うが、大井ふ頭はトラックやトレーラーが夜も走っているらしく、多摩川は夜走るランナーと自転車の事故が急増しているそうだ。
先日購入したローラー台でトレーニングするのが一番安全なので、さっそく試してみた。
エアコンをギンギンに効かせた事務所で、飽きないようにDVDもセットして準備完了。
「汗カバー」もオマケで付けてもらった。
シロートがこんなの必要かと思ったが、途中水分補給しながら漕がないと、脱水症状になるくらい大汗をかいた。
途中で見に来た妻が、大汗かいて「黙々と」ペダル踏んでる私を見て、「それで自家発電できればいいのに」って..............ごもっとも。
確かに「放電」してるだけだなぁ.....。
ラスト10分、負荷を上げて自転車用語でいうところの、「もがいて」みる。
5分前にもうひともがき。
ベテランはもっと高次元でもがくのだろうけど、いきなり無理してもカラダは正直なので、 無理せずやっていこう。
サドルが固いのか1時間漕ぐと、とにかくケツが痛くてしびれてくる。
先日のヤビツの帰り道、自転車店のオーナーに相談すると、「ママチャリのような柔らかいサドルでは力が入らない」と言われた。納得。
レーサーパンツのお尻のパッドを、もっと厚くしようかな。
ローラー好きな自転車乗りは、「ツールドフランス」や自転車レースのDVDを見ながら、一人で燃えるらしいが、選手の名前が分からない私には、それではモチベーションがあがらない。
なので
007 カジノ・ロワイヤル
全編アクションシーン満載の映画でないと、中だるみしてしまう。
「運で勝負は決まらない」
なるほど実力がないとヤビツは登れないってか、ボンド先生。