シューレースが切れたので、BOAにオーダーしていたが、この日は間に合わず。
帰宅したらfedexが届いていた
送り主はhongkong(香港)から
わざわざシューレース1本のために、高い輸送代だなぁ
と思ったらダイヤルとレースキットが4個も入っていた。
ダイヤルは壊れていなかったので、シューレースだけ張り替え。
MTB乗りは木の根や岩でヒットして、ダイヤルを壊すらしいので、予備にさせていただきますm(__)m
でも最初から予備でワンセット入れておけば、余計なおカネがかからないのに
なんて思ったりして(^-^;
2週続けてワダケンと走ってみて、MTBよりロードのほうが、はるかに危険なことを実感した。
ダウンヒルでもない限り山のなかでは「飛ばない」し、よほどのガレ場でなければ、転んでも土なのでたいしたケガはしないけど、舗装路を走るロードは転倒すると、アスファルトにたたきつけられたり、対向車に轢かれたり、ガードレールも危険物。
10年前、娘が生まれたのを機に
「こんな危ないことしてちゃいけない」
とKTMなどのレーサーを売り飛ばし、ロードレーサーを買った。
ふだんも練習と思い、知り合いから古いクロスバイクを借りて乗っていたが、近所の銀行に行く途中、突然前輪が外れて「アタマから」地面に落ちた。
「近くだからいいや」
とヘルメットをかぶっていなかったので、頭がい骨骨折&急性硬膜下血腫で救急車で搬送、ICUに入院した。
以来、どこへ行くにもヘルメットはかぶっているが、ひさびさにかぶったロード用はもう10年物で、ベルクロもインナーもボロボロ。
おととしのラリークランキングでもかぶって、チュルチュルの林道で何度も前転して、ぶつけていた。
MTBに乗るときは衝撃に強いという、「MIPS」規格のものをかぶっているが、ロード用も買わなければ。
ということで「supercaliber」を注文している、駒沢のトレックショップ「LORO CYCLE」さんへ。
ある自転車選手が亡くなった記事を読んで、前述したように私も一度アタマを打っているので、
「こりゃ他人事じゃない」
と「MIPS(ミップス)の上をいく」という「WAVECEL(ウェイブセル)」を見に行った。
MIPS側からWAVECELのデータに、抗議声明が出されているらしいが、
もうね、ショップでMIPS搭載モデルと、WAVECELモデル見せられたら、ぜったいWAVECEL買うでしょ!ってくらい、その差は歴然。
というわけで
買ってきました。BONTRAGER(ボントレガー)XXX(トリプルエックス)
一つ下のグレードのWAVECEL SPECTERより、後頭部の保護面積が大きいのも、これにした理由のひとつ(あとマットブラックはXXXしかない)
バンドのダイヤルもBOA
これがWAVECEL
文字通りセルが波状になっている。
MTB用BELLのMIPS(下)と、WAVECELのインナーの違い。
MIPSはウレタンの上のインナーが、衝撃で動くらしいが、それだけ。
買ったのは「アジアンフィット」
欧米人のアタマの形②に比べて、東洋人は「横幅」がある①
試しにお店で欧米モデルをかぶったら、インナーにこめかみが当たる。
タグに書かれた通り、biggest advancement 大いなる進歩だろう。
一度脳震盪を起こした人は、2度目はその数倍のリスクがあるという。
税込34100円が高いか安いか、判断は分かれるだろうが、私は「ノーヘルで地球とケンカ」したので、今でもその時の痛さをはっきり覚えているし、機能障害への不安は健常者よりはるかに大きい。
とはいえこれで転倒しても安心、ということはない。
できればネックブレースもしたいし、脊椎パッドも欲しいが、自力で走らなければならない自転車は、できる限り身軽にしたい。
むかしモトクロスをやっていた人は、ヒザのじん帯が切れていることが多い。
むかしは二―ブレースなんて無かったし、販売当初は数十万もしたので、
「ケガしたら保険で二―ブレースが安く買えた」
なんて笑えないジョークをよく聞いた。
「オレはジャンプも飛ばないし、スピード出さないから大丈夫」
なんていうヤカラが多いが、オフを始めたばかりの女性が、コースのぬかるみに足を取られて、じん帯断裂したのを間近に見て、すぐ「アスタリスク」を買った私。
自転車乗りもヘルメットにおカネをかけるより、すぐ使えるパーツを買うだろうが、
アタマに障害が残ったら、3万円では済まないことを思えば、安い投資だと思う。
オートバイのヘルメットなんて、あれだけ頑丈に作られていても5万円以下なんて、本当に安い。
そしてトレック世田谷店に、supercaliberの試乗車が入っていた。
先日の六本木店のように、一週間たったらほかのショップに回してしまうのかと思ったら、ここで購入したのでいつでも乗れますとのこと。
まだタイヤに土が付いていない新車だったが、
「乗ってみますか」
と言われたので遠慮せず、駒沢公園を1周させてもらった。
現物を見て驚いたのは、メインフレームの太さ(TREKのロゴの部分)。
なのに持ってみるとめちゃくちゃ軽い。
先日の逗子ライドでガイドしてくれたMさんは、GIANTのFATHOMをオーダー中らしいが、1月中に入荷の予定がコロナの影響で、「入荷未定」らしい。
アメリカのトレックでもカーボンフレームは、台湾のGIANTで作っているので、私の納期も遅れるかと思ったが、当初の予定通り3か月後の、4月下旬ごろ入荷予定らしい。
日曜日開催されたラリークランキングは、終日雨の悪天候で「12時間の制限時間内完走者ゼロ」という、壮絶なイベントになった模様。
それでも
「こんな楽しいイベントはない!」
とか
「来年もぜったい出る!!」
という超人たちがたくさんいたというから、私もこれで過去2回リタイアの雪辱を果たしたい(返り討ちにあわないよう、これからしっかりロードとMTB、走り込まないと.....)
78歳のスガワラ爺じゃないけれど、58歳、まだまだやりたいことが多すぎます。