コロナでテレワークの人が増えているらしいが、自宅と事務所が一緒の私は、10年以上前からず~っとテレワーク状態なので、なにも変わらない。
最初のうちは通勤が無いことが、こんなにラクなのかと思っただろうが、広~い自宅で仕事場とプライベートを分けられる人は別として、ほとんどの人は子供が走り回るリビングや、狭い寝室で仕事をしているそうな。
規則正しい生活をしている人ほどオンオフの切り替えができず、いつ終息するかわからない状況でだんだんと不安になり、私の周りでも「プチ鬱」になっている人が増えている。
これは10年前、自宅と事務所を一緒にした私も経験した。
もともと出不精なうえに、ひとり親方の自営業なので、仕事が無い日はだれとも話さないし、用事がないと外出もしないので、だんだん「プチ鬱」になってくる。
家族がいたことが救いだが、これがひとりだったらどうなっていたか.....
学校が休みでずっと家にいる娘も、毎日勉強する場所をいろいろ変えて、気分転換をしている。
玄関だったり
キャンプ用のテーブルとカーミットチェアを窓辺に置いたり
気分転換は1時間の散歩と
録画した映画を一緒に見たり。
この日は私の好きな「クロコダイルダンディー」
これは2だが、楽しんでくれたみたい
3月の東北旅行で知った仮面ライダーを、東京MXテレビで再放送していた。
これは2号なので一文字隼人
個人的には本郷猛の1号がいい。
そしてお昼ご飯は自炊
きょうは海老天&肉野菜うどん
どうしても揚げ物や冷凍ものに偏るので、野菜をたくさん食べさせるのに苦労する。
野菜嫌いなのになぜか大根は好きらしい。
なので大量に大根の煮物を作っておく(煮たまごは嫌いらしいので私とママ用)
朝ご飯を食べたあと、ろくに動かないのにすぐ昼ごはんなので、この日は「ニラせんべいと大根煮物セット」
友だちと遊べないのでストレスもたまっていると思うが、彼女なりに頑張ってくれているのがありがたい。
バブル時代の同僚だったイシザキさんは、10年前からキャバクラ相手の「送り(白タク)」をやっているが、今はもう仕事が無い。
すこしの貯えを切り崩しながら、
「出かけるとお金がかかるから、ずっと家にいる」
らしいが、65歳ではほかに仕事もなく、ひとり身なのでもう人生をあきらめている。
会って食事でもして励ましたいが、今は外出できないので、電話で話すしかできないのがもどかしい。
都内に限らず家賃が安いエリアでは家賃滞納が急増中。
飲食店や物販店舗の借主からは、家賃値下げの問い合わせがあとを絶たないと、知り合いの不動産業者が嘆いていた。
バブル崩壊やリーマンショックなどなど、何度もゼロ(というか借金背負ってマイナス)からの再出発を経験した私にすれば、このくらいはまだまだなんともない。
都心の一等地の事務所で高い家賃も払っていないし、従業員の給料に四苦八苦しなくていいのが、本当にありがたい。
大儲けを当て込んで高買いした不動産が売れずに、銀行に金利が払えない同業者も急増中。
みんなここ数年でさんざんいい思いをしたのに、いざというときのための貯えもせず、キリギリスのように遊んでいたバチが当たった(私も同じ経験をした)ので、かわいそうだが淘汰されても文句は言えないだろう。
と、すこし前にこんな手紙が届いた
今年もまたチームスガワラから、協賛各社に毎年配られる「ダカールラリー写真集」をいただいた。
高さ数十メートルの大砂丘より、こんな段差のある砂丘が一番あぶない。
砂丘の「ふち」がスパッと切れているので、「平らだろう」と錯覚してハイスピードのまま飛び出すと
宙を飛んで前転したり、重大事故につながってしまう
パックの観光旅行では見られないこんな景色も、ラリーなら当たり前。
こんなガレ場が数十キロ(数百キロ)続くことも
膨大なヒトとモノがあるワークスと違い、プライベーターのチームスガワラは、ぜったいにマシンを壊せない。
なので写真からも緊張感が伝わってくる
あれ?この人はオリオール?
毎年何百冊も作ってスポンサーさんに配るのは、本当に大変な仕事。
今年は世界的なコロナの影響で企業もチームも大変だろうから、来年のレースに参戦できないチームも増えるはず。
そもそも年内で終息しなければ、ラリー開催も危うい。
それでもオリンピック選手と同じく、準備だけはしておかないと。
今年もスズメのナミダですが、協賛させていただきます。