先週の八方尾根レッスンの翌週、2月3日(土)~4日(日)は東部湯ノ丸高原スキー場で、去年から参加させてもらっている某企業スキー部のポールレッスン。
80歳最長老で世話役のI女史をデリカに乗せて、金曜夜、湯ノ丸高原ホテルに到着。
ここは人工雪のスキー場だけど、年末来たときはポール用ゲレンデに雪がなく、一般スキーヤーに交じって基礎スキーレッスンになった。
今回はしっかり雪が付いて、今シーズン初のポールレッスン
去年は着る機会がなかったレース用ワンピースも着て、準備万端。
チームメイトに初ワンピの写真を撮ってもらったが、
「どうせなら優勝した時のポーズで」って。
これが悪かったのか?........
先週の八方のレッスンが生かせるか。
午前中はスラローム(回転)、午後にGS(大回転)の練習
数本滑ったところでポールに板をひっかけて転倒。
足をひねったようでくるぶしあたりが痛い。
なんとか下まで滑って、ブーツを脱いでしばらく休憩したが、痛みが治まる気配がない。
まだ11時なので念のため、地元の整形外科で診てもらうことに。
幸い左足なので自分で運転して、スキー場から30分の東御町の整形外科へ
レントゲン写真を見た先生からひと言
「折れてますね」
右側の骨に斜めにヒビが入っている。
とりあえず簡単なギプスで固定してもらい、病院をあとに
全治3か月で今シーズンが終わってしまった(@_@)
I女史に電話して骨折した旨を伝える。
今夜の宿泊はキャンセルできるので、東京に帰ったほうがいいと言われたが、それではクラブの人たちに来シーズンまで会えないし、夜の宴会にも出たい。
夕食の6時前には戻りますと言って、40キロ先の長野の実家を目指す。
いつも一緒に来ているH君は、今回は菅平で開催される東京都マスターズの大会で不参加。
ならば菅平経由でH君を励ましていこう。
午前中2本滑って、午後に備えて休憩中のところ、電話したら来てくれた。
足を折ったことに驚いていた。
菅平を下ったところが私の生まれた須坂市。
お昼を食べずに来たので、子供のころから通っているホームランでチャーシューメン
この味が私にとってのラーメン。
豚骨なのか醤油なのかいまだによくわからないし、市民で知らない人はいないホームランだけど、味の好みはかなり分かれる(東京生まれの奥さんは苦手とか)
私がいた18歳まではこのショッピングセンターは、連日大にぎわいだったが、地元の基幹産業だった富士通の工場が、海外移転した20年前から衰退の一途をたどり、スーパーやレコード店、レストランなど50店ほどあったお店は、今はホームランと数店のみ。
ここにくるたびに浜田省吾の「マネー」の出だしを思い出す。
そして実家に寄ってみる。
連絡もしなかったけど姉夫婦に会えて、遅ればせながら新年のご挨拶
そして墓参り。
志賀高原や白馬には来るのに、墓参りしなかったバチが当たったのかも。
夕食を食べて宴会。
さいわい痛みもないので助かった。
翌朝、昨夜少し降ったようで、今日もベストコンディション。
みんなに別れを告げて帰京する
午前中の高速はガラガラで、9時に出て200キロ走り、12時前には帰宅できた。
私の事務所は自宅の4階。
スガワラ爺にも「階段に手すりを付けて」と言われていたけど、足が不自由になってやっとわかった。
月曜に近所の整形外科に行ってみる。
長野の整形外科の紹介状とレントゲンのDVDを持参したけど、念のためもう一度撮ってみたら
ヒビでなくしっかり折れていた(@_@)
2日たって足もパンパン
地元の整形外科まで歩いて5分だけど、面倒なので自転車で行った。
しっかりギプスと松葉づえ
そして月曜は都内も雪で首都高も全線通行止め
すぐ溶けてくれたけど、雪の降る地域で松部づえは大変だろう。
翌日からさっそくリハビリ、こんなとき通勤がない自営業は助かる。
この整形外科はアスリートも多く来ていて、骨のくっつきを30~40%早められるという超音波治療を、火曜から毎日20分やってもらっている。
この機械を買って朝からず~っと超音波を当てていれば、ひょっとして1か月くらいで治ったりして。
なんて看護師さんに聞いたら、「やりすぎはダメで毎日20分がいい」らしい。
25年ぶりの足の骨折と松葉づえ
25年前の1998年はパリダカ20回大会に、カメラマンのシューセイさんとプレスで参加した。
フランスに行く1か月前の11月、群馬の山中で行われた「闇ラリー」に参加して、凍結した路面で転倒、バイクの下敷きになって右足の「すね」の骨を折った。
パリダカ中の3週間、砂の中でずっと松葉杖をついていたら、上半身の筋肉がバキバキになり、階段の登りも2段飛ばしで登れるほどになったので、今回も松葉づえトレーニングで鍛えようと思う(ってオレはいったい何を目指してるの??)
下のダカールの海岸でゴールの写真は、私以外のシューセイさんとナビのM君が、ゲッソリ痩せてしまっている。
その時の顛末はこちらを ↓
今でもあのサハラの風と空気は、まぶたを閉じると鮮やかによみがえる。
今やれと言われても絶対できないけど、本当に経験しておいてよかった。
とはいえ25年前と違ってカラダは正直。
自宅から整形外科までの10分、松葉杖で往復するだけでもうフラフラ。
松葉杖が必要なあと1か月、精いっぱい鍛えたいと思います。