土曜夜は屋上で「初 焚き火&BBQ」
住宅街なのでケムリや火で、近隣から119番されたら大変。
なので友人のOさんを誘って、「試験的に」こじんまりとやってみた。
まわりから見えないようにフェンスも高くして、準備完了
自宅の庭で家族や友人と、BBQをやっているOさんに、たき火の管理をお願いして。
今日の焚き木は「薪(まき)」ではなく、数年前に知り合いの家を売ったとき、解体した「桐のタンス」の「桐」
桐は軽いのであっというまに燃えてしまうけど、どのくらい火柱が上がるか、今後の目安にはなった。
焚き火台と一緒に買った「難燃性シート」。
溶接用のスパッタシートというらしいが、90✖90cmでもそれなりに火の粉が飛ぶので、もうすこし大きいのがあれば良かったかも。
焼肉の「におい」で近隣から苦情が出ないよう、今日はウィンナーを焼いてテスト。
寒くなってきたのでメインディッシュは、スーパーで買ったおでんのパック。
あとから奥さんと娘も参加。
下が自宅と事務所なので、キャンプと違って足りないものが、すぐ揃えられてありがたい。
ビールもすぐ下の事務所の冷蔵庫から、冷えたてを持ってこられる(寒いけど)。
奥さんが「おにぎり」をにぎってくれたので、焼きおにぎりも。
これが一番おいしかったかも。
トイレが汚かったり、ほこりっぽいところで食事するのがイヤで、キャンプを敬遠していた奥さんも、ここならOKだって。
5時から始めて9時にはお開き。
このくらいがちょうどいいかも。
Oさんの高1のお嬢さんは、「声優になりたい」と、都内の声優養成所に毎週通っているらしい。
マンガやアニメ好きの娘は、まさかそこまで本格的な人が周りにいないので、話を聞いて大興奮。
中学受験が終わって、やっと楽しい学園生活が始まると思ったら、毎日宿題と勉強に追いまくられている。
「将来〇〇になりたい!」という目標がなにも無い娘は、ちょっとお疲れ気味。
筋金入りのアニメオタクのお嬢さんに、気合を入れてもらう意味も含めて、次回は奥様とお嬢さんにも、参加してもらうようお願いした。
翌日曜の朝に片付け。
灰や炭をいれる「炭壺」なるものも必要だった。
「ヒロシのボッチキャンプ」で使うような火打石や、木片の先を細かく削って着火のタネにする、フェザーナントカもやってみたい。
そのためにはいいナイフが欲しいとか、火を起こす「火吹き棒」などなど、妄想は膨らむばかり。
焚き火&BBQグッズを「ひと通り」揃えたつもりだったけど、暗いなかで
「あれはどこ?」
「〇〇はどこ?」
って何度もあたふた。
もっと手際よく楽しめるよう、これから寒くなって焚き火シーズンなので、いろいろ試行錯誤を楽しみたい。
片付けを終えて向かった先は、千葉の君津。
むかしの会社の上司のKさんが、君津の農地?を買って週末だけ通っている。
農地のはずがイノシシに荒らされまくり、夏の台風でクリやみかんの木が倒れてしまい、片付けが大変とか。
出身は新潟のKさん。
ふだんは都会のど真ん中、青山に住んでいて、「土」や緑に触れる機会がないので
「ここにきてボーっとしてるだけで、気持ちが穏やかになる」って。
ここに来た理由はもうひとつ。
10年くらい君津に通っているKさん。
まわりに知り合いがたくさんできたそうで、市原の農家を相続した人から、不動産屋のKさんに相談があったそう。
1000坪の敷地に築100年の古民家と、土蔵と畑があり、しばらく空き家のままなので、なにか有効活用できないかとのこと。
私が以前「山」を探していたことを覚えていて、
sinano.hatenablog.com
「なにか(町おこし)できるような、使い道が無いか一度見てくれ」
と言われた。
千葉の土地勘がまるでない私。
君津と市原はとなり町くらいに思っていたら、カーナビで30キロもある。
「こんな山道走って大丈夫か?」
なんてワインディングを向けて、40分かかってやっとたどり着いた。
来週にまた山梨のシークレットキャンプ場で、「ソーセージ手作り体験と、のんだくれキャンプ」があり、そこに古民家再生をライフワークにしている人たちが来る予定なので、行ければ相談してみようか。
去年参加したときは,11月とはいえかなり寒かったので(ノースフェイスのメッシュの夏用テントだったので(*_*))、冬用テントとコットを買おうか検討中。
Kさんいわく
「中国人が買いたいって来てるんだけど、観光客向けの民泊にされて、まわりとトラブりたくないので断った」
とか。
円安とインバウンドの復活で、「安い日本」は外国人に買いまくられている。
私もマンションや家の売却を依頼されて、ネットに載せた瞬間、
香港や中国からメールや電話で問い合わせが来る。
中国人「すぐ買うのでおたくの口座を教えてくれ」
私 「見なくていいんですか?」
中国人「そんなことしていたらすぐ売れてしまうので、いますぐ買いたい」
私は中国語が話せないが、片ことの日本語で電話してくる彼らの目的は、中国人観光客の「民泊」。
コロナ前の都内は外国人観光客向けの、マンションを使った民泊(air B&Bのたぐい)が大流行り。
夜中にスーツケースをガラガラ引いた外国人がマンションに来て、ドアノブやポストに付けられたキーボックスで、カギを開けて泊るパターン。
「部屋の外がうるさいので覗いたら、廊下に数人の外国人がいて驚いた」
「マンション1階のロビーで、夜中に彼らが飲み食いした、食べ物や飲み物が散乱していた」(監視カメラにしっかり撮られていた)
なんてトラブルが頻発して、管理規約で民泊禁止になったマンションは数知れず。
民泊でなくてもマンションを、日本で働く中国人数人に貸して、近隣とトラブルになったマンションも多い。
「ごみを分別しない」
「窓からタバコの吸い殻やごみを捨てる」
「注意しても言葉がわからないふりをして、聞いてくれない」
「借主が行方不明になって、知らないガイジンが数人で住んでいる」
などなど。
タワマンや大規模分譲マンションには、有料の来客用ゲストルームがあり、入居者は管理組合に申し込めば使うことができるが、毎日は使っていないことが多い。
そこに目を付けた中国人オーナーが毎日予約して、中国人観光客に「また貸し」していた。
「ゲストルームが使えない」と苦情があって、管理会社が注意したら
「そんなこと管理規約に書いていない」
と拒否された。
「身内や友人が来たときだけ泊まるもの」というのが、日本人の常識だったが、
「空いている部屋を貸してなにが悪い」というのが、彼らの常識。
1泊5000円で借りた部屋を1万円で貸せば、たしかに儲かるだろうが、日本人にこの発想は無かった。
これもまた管理組合の投票で、「居住者に無関係な人の宿泊禁止」になった。
ここ数年で都内には、「中国人が経営する不動産会社」が激増したのも、外国人の爆買いに拍車をかけている。
今までは海外からの問い合わせだったのが、
「〇〇不動産のワン(王)です」
と、片ことの日本語で問い合わせがある。
「お客様から数十億の資金を預かっているので、明日でもキャッシュで買えます」
というのが彼らのウリだが、中国では外国人は不動産を買えないのに、外国人はだれでも日本の不動産が買えるのが納得できないので、すべて断っている。
そんな私が断っても、大手不動産会社は「海外営業部」を作って、外国人に売りまくっているし、親中派の議員が多い自民党は、外国人が買えない法律を作るつもりも全くないのが、腹立たしくて仕方ない。
古屋を再生して古民家カフェやレストランをやりながら、地元の人を集めたホビー教室や、都会の子供に農業体験など、「日本人に役に立つ」体験の場が、なにかできればと願っている。