R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

さいクリおでんパーティー

さいたまクリテリウムのチケットを取りに、ワダケンや自転車仲間が来てくれたので、昨日は事務所でおでんパーティー

自転車チームメイトのワダケンとイシカワさん、

ヒロサク君は競技スキーのトレーニングで、自転車に乗っている。

全員自転車で1日200km走るバケモノたち

本当は屋上で焚き火もやりたかったけど、東京は夕方から雨の予報だったので室内で。

スーパーで買ったおでんの具やモツ、白菜やウィンナーをぶちこんで。

長野県民の新潟寄り「北信地域」は、「はんぺん」を食べる習慣が無かったけど、好きな人がいるかもと買ってみたが、こんなに膨らむと思わなかった。

 

けっきょく雨は降らず。

なので屋上で酔い覚めのコーヒー

Yさんに8枚もらったチケットのうち、立ち見券が2枚あまった。

ツールドフランスって人気ないのかな?

どなたか欲しい方、無料で差し上げます。

リベンジツーリング

 

土曜日は午後から用事があるので、いつもの71歳のヒラノさんと、プチツーリング。

去年、ひどい目にあった湘南まで「リベンジツーリング」を敢行。

朝8時半に環八で待ち合わせて、最初の休憩地点、保土谷PAに到着

寒い予報だったので、今年初のマックスフリッツ製ガントレッドグローブ。

ヒラノさんと同じGSXR250が停まっていた。

そのあとに来た赤いドカは、革ジャン革パンツの髪の長い女性。

おもわずヒラノさんを放り出して、そちらに行きたかったけどガマンガマン

「どうせヘルメットかぶったら年齢なんて分からないんだから、こっちのロッシカラーのほうがよかったのでは?」

とヒラノさんに言ったら、

「このカラーは高いんです」

って。

 

それでもちょっと気になるヒラノさん。

GSXRは売れているらしいが、同じバイクを見るのは初めてとか。

「80km/hで6000回転になってしまうので、100キロなんて出せない」

とヒラノさんは言うけど、今のバイクは低排気量でも高回転型らしいので、120km/hで1万回転は普通なのかも。

ロッシモデルのライダーがさっきの峰不二子ちゃんと一緒なら、PAのレストランでいろいろ聞いてみればよかったと、あとになって気づいた。

 

そして横浜新道~横横道路~逗葉道路を走って、無事「森戸海岸」に到着。

もし富士山が見えればもう少し走って、富士山が見えるスポットで記念写真を撮ってあげたかったけど、今日は見えず。

でも本人は大満足(というか「いっぱいいっぱい」)

「車間距離を開けないように」

「80km/hはキープして」

と言っても、バックミラーをのぞくとはるか後方で、ヒラノさんのうしろがトラックやクルマで、「渋滞」していることも。

あまり遅いと「あおられないか」心配になる。

 

前回、マッシュジャケットが寒かったので、冬用を新調したそう。

なにはともあれ片道55キロを無事完走(まだ帰りがあるけど)

今回は念のため私のヒットエア―を着てもらった。

「奥さんはバイクに乗ること、OKなんですか?」

と聞いたら

「もうなにしても気にしてもらえない」

って、いいような悪いような(^-^;

でもさすがに事故やケガしたら、「介護」するのは奥さんなので、念のため。

そしてまた帰りの都築PAで、「取り回し」の練習。

腰が痛いのでかなり辛そうだけど、これができないと一人でツーリングもできないので、心を鬼にして「もう一回!」って。

環八で別れて無事帰宅。

午後はひさびさにヤヒロさんが来てくれた。

 

今年もさいたまクリテリウムの季節か

sinano.hatenablog.com

写真が全部消えてしまうのはナゼ?

 

3年ぶりにもらったけど、今年ツールがあったかも知らないので、ツール好きのワダケンとイシカワさんにもらってもらうことに。

さいたま市長の肝いりで始まったこのイベント、

市長は民主党系らしいので、「予算の無駄遣い」と自民党系から非難されているとか。

たしかにツールの選手からすれば、たった1回走っただけで高額のギャラと、家族全員つれて豪華日本旅行ができるんだから、みんなが来たがるのもうなづける。

でも次の選挙で市長が交代したら、このイベントも無くなるんだろうなぁ。

モータースポーツと違ってエコな自転車なので、時世に敏感な小池さんあたりが飛びついて、お台場あたりで開催すれば、不便なさいたまアリーナより観客は集まるはず。

 

ヒラノさん、転倒したときバイクが傷つかないよう、スライダーをオーダーしたそう。

次回は下にシートを引いて、倒したときの起こし方を練習かな。

 

スガワラ爺から

「アフリカエコレース、無事ダカールに着きました」

ってメールをいただいた。

あちらは81歳。

「ゆっくり休んでと言っても、もう次のこと考えているのでは?」

と返信したら、

「その通り、もうルマンで届いたばかりのジムニーとご対面です」

って。

来年3月の次のアフリカに向けて、おじいちゃんの挑戦は止まらない~

過疎化の田舎に思うこと

土曜夜は屋上で「初 焚き火&BBQ」

住宅街なのでケムリや火で、近隣から119番されたら大変。

なので友人のOさんを誘って、「試験的に」こじんまりとやってみた。

まわりから見えないようにフェンスも高くして、準備完了

自宅の庭で家族や友人と、BBQをやっているOさんに、たき火の管理をお願いして。

今日の焚き木は「薪(まき)」ではなく、数年前に知り合いの家を売ったとき、解体した「桐のタンス」の「桐」

桐は軽いのであっというまに燃えてしまうけど、どのくらい火柱が上がるか、今後の目安にはなった。

焚き火台と一緒に買った「難燃性シート」。

溶接用のスパッタシートというらしいが、90✖90cmでもそれなりに火の粉が飛ぶので、もうすこし大きいのがあれば良かったかも。

焼肉の「におい」で近隣から苦情が出ないよう、今日はウィンナーを焼いてテスト。

寒くなってきたのでメインディッシュは、スーパーで買ったおでんのパック。

あとから奥さんと娘も参加。

下が自宅と事務所なので、キャンプと違って足りないものが、すぐ揃えられてありがたい。

ビールもすぐ下の事務所の冷蔵庫から、冷えたてを持ってこられる(寒いけど)。

奥さんが「おにぎり」をにぎってくれたので、焼きおにぎりも。

これが一番おいしかったかも。

トイレが汚かったり、ほこりっぽいところで食事するのがイヤで、キャンプを敬遠していた奥さんも、ここならOKだって。

 

5時から始めて9時にはお開き。

このくらいがちょうどいいかも。

Oさんの高1のお嬢さんは、「声優になりたい」と、都内の声優養成所に毎週通っているらしい。

マンガやアニメ好きの娘は、まさかそこまで本格的な人が周りにいないので、話を聞いて大興奮。

中学受験が終わって、やっと楽しい学園生活が始まると思ったら、毎日宿題と勉強に追いまくられている。

「将来〇〇になりたい!」という目標がなにも無い娘は、ちょっとお疲れ気味。

筋金入りのアニメオタクのお嬢さんに、気合を入れてもらう意味も含めて、次回は奥様とお嬢さんにも、参加してもらうようお願いした。

 

翌日曜の朝に片付け。

灰や炭をいれる「炭壺」なるものも必要だった。

「ヒロシのボッチキャンプ」で使うような火打石や、木片の先を細かく削って着火のタネにする、フェザーナントカもやってみたい。

そのためにはいいナイフが欲しいとか、火を起こす「火吹き棒」などなど、妄想は膨らむばかり。

焚き火&BBQグッズを「ひと通り」揃えたつもりだったけど、暗いなかで

「あれはどこ?」

「〇〇はどこ?」

って何度もあたふた。

もっと手際よく楽しめるよう、これから寒くなって焚き火シーズンなので、いろいろ試行錯誤を楽しみたい。

 

片付けを終えて向かった先は、千葉の君津。

 

むかしの会社の上司のKさんが、君津の農地?を買って週末だけ通っている。

農地のはずがイノシシに荒らされまくり、夏の台風でクリやみかんの木が倒れてしまい、片付けが大変とか。

出身は新潟のKさん。

ふだんは都会のど真ん中、青山に住んでいて、「土」や緑に触れる機会がないので

「ここにきてボーっとしてるだけで、気持ちが穏やかになる」って。

 

ここに来た理由はもうひとつ。

10年くらい君津に通っているKさん。

まわりに知り合いがたくさんできたそうで、市原の農家を相続した人から、不動産屋のKさんに相談があったそう。

1000坪の敷地に築100年の古民家と、土蔵と畑があり、しばらく空き家のままなので、なにか有効活用できないかとのこと。

 

私が以前「山」を探していたことを覚えていて、

sinano.hatenablog.com

「なにか(町おこし)できるような、使い道が無いか一度見てくれ」

と言われた。

千葉の土地勘がまるでない私。

君津と市原はとなり町くらいに思っていたら、カーナビで30キロもある。

「こんな山道走って大丈夫か?」

なんてワインディングを向けて、40分かかってやっとたどり着いた。

来週にまた山梨のシークレットキャンプ場で、「ソーセージ手作り体験と、のんだくれキャンプ」があり、そこに古民家再生をライフワークにしている人たちが来る予定なので、行ければ相談してみようか。

去年参加したときは,11月とはいえかなり寒かったので(ノースフェイスのメッシュの夏用テントだったので(*_*))、冬用テントとコットを買おうか検討中。

Kさんいわく

「中国人が買いたいって来てるんだけど、観光客向けの民泊にされて、まわりとトラブりたくないので断った」

とか。

円安とインバウンドの復活で、「安い日本」は外国人に買いまくられている。

私もマンションや家の売却を依頼されて、ネットに載せた瞬間、

香港や中国からメールや電話で問い合わせが来る。

中国人「すぐ買うのでおたくの口座を教えてくれ」

私  「見なくていいんですか?」

中国人「そんなことしていたらすぐ売れてしまうので、いますぐ買いたい」

 

私は中国語が話せないが、片ことの日本語で電話してくる彼らの目的は、中国人観光客の「民泊」。

コロナ前の都内は外国人観光客向けの、マンションを使った民泊(air B&Bのたぐい)が大流行り。

夜中にスーツケースをガラガラ引いた外国人がマンションに来て、ドアノブやポストに付けられたキーボックスで、カギを開けて泊るパターン。

「部屋の外がうるさいので覗いたら、廊下に数人の外国人がいて驚いた」

「マンション1階のロビーで、夜中に彼らが飲み食いした、食べ物や飲み物が散乱していた」(監視カメラにしっかり撮られていた)

なんてトラブルが頻発して、管理規約で民泊禁止になったマンションは数知れず。

 

民泊でなくてもマンションを、日本で働く中国人数人に貸して、近隣とトラブルになったマンションも多い。

「ごみを分別しない」

「窓からタバコの吸い殻やごみを捨てる」

「注意しても言葉がわからないふりをして、聞いてくれない」

「借主が行方不明になって、知らないガイジンが数人で住んでいる」

などなど。

タワマンや大規模分譲マンションには、有料の来客用ゲストルームがあり、入居者は管理組合に申し込めば使うことができるが、毎日は使っていないことが多い。

そこに目を付けた中国人オーナーが毎日予約して、中国人観光客に「また貸し」していた。

「ゲストルームが使えない」と苦情があって、管理会社が注意したら

「そんなこと管理規約に書いていない」

と拒否された。

「身内や友人が来たときだけ泊まるもの」というのが、日本人の常識だったが、

「空いている部屋を貸してなにが悪い」というのが、彼らの常識。

1泊5000円で借りた部屋を1万円で貸せば、たしかに儲かるだろうが、日本人にこの発想は無かった。

これもまた管理組合の投票で、「居住者に無関係な人の宿泊禁止」になった。

 

ここ数年で都内には、「中国人が経営する不動産会社」が激増したのも、外国人の爆買いに拍車をかけている。

今までは海外からの問い合わせだったのが、

「〇〇不動産のワン(王)です」

と、片ことの日本語で問い合わせがある。

「お客様から数十億の資金を預かっているので、明日でもキャッシュで買えます」

というのが彼らのウリだが、中国では外国人は不動産を買えないのに、外国人はだれでも日本の不動産が買えるのが納得できないので、すべて断っている。

 

そんな私が断っても、大手不動産会社は「海外営業部」を作って、外国人に売りまくっているし、親中派の議員が多い自民党は、外国人が買えない法律を作るつもりも全くないのが、腹立たしくて仕方ない。

 

古屋を再生して古民家カフェやレストランをやりながら、地元の人を集めたホビー教室や、都会の子供に農業体験など、「日本人に役に立つ」体験の場が、なにかできればと願っている。

 

 

 

 

プチツーリング

月曜日午前は仕事で青山まで、ママチャリでお出かけ。

30年前はここ、青山通り骨董通りの角に「日石のGS」があって、私がいつも給油していた西麻布交差点の三菱GSと「ここ」が、「日本で一番ガソリンが高い」と言われていた。

それでもハイオクで160円。

当時安いところではハイオクが120円だった。

先日墓参りで帰省した長野は、レギュラーでも165円、ハイオクは175円だったので、物価高というか石油が採れない日本は、戦争に踏み切った80年前と変わらず、海外の情勢に振り回されていることを、痛切に感じる。

 

去年の夏、仕事で田園調布へGSで行ったとき、知らないおじいさんに声をかけられた。

ここは「泣く子も黙る高級住宅街、田園調布」

住宅地の道路わきに停めたので、

「うちの前に停めるな!」

と怒られるのかと思ったら、

「50年ぶりにバイクに乗りたくて、乗ってる人にいろいろ聞いているんです」

って。

sinano.hatenablog.com

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そのヒラノさんからひさしぶりに連絡があった。

6月にバイクを買ったらしいが、

「ひとりで乗るのがこわい」って。

ならばと「第三京浜往復40キロプチツーリング」に行ってきた。

買ったのはスズキGSⅩ250Rの

 

1年ぶりに会うヒラノさんは、以前よりもっと「ヨボヨボ」している印象。

なので、アップハンやトレールバイクなど、もっと乗りやすいのを買えばいいのに、

「250のレーサーレプリカに乗るのが、夢でした」

って。

 

前回は高速なのにビビッて60キロしか出せず。

なかなか来ないので路肩に停めて、バックミラーを覗いていたら、左端の走行車線を走るヒラノさんの後ろで、トラックや乗用車が渋滞しているのが見えた。

今回はしっかり80キロをキープし、ときには90キロ出して、ちゃんと流れに乗っている。

「ちゃんと乗れてましたよ」

と声をかけたら、

「緊張でドキドキして死にそうです」

って。

 

あれから有料でマンツーマンの、路上バイク教習を20回ほど受講したらしい。

しっかりウデを磨いたはずだが、バイクを押したり引いたりの「取り回し」は、教えてもらわなかった。

6月に納車されて、ひとりで東京から所沢までツーリングしたとき、コンビニで前向きに停めたバイクを方向転換しようとしたら、「左側」に傾けすぎて立ちゴケ

起こそうとしたが重くて起こせず、アタマがまっしろに....

教習車のCBⅩ400は大型バンパーがあって、コーチも手伝ってくれたので起こせたが、真横に倒れたバイクは勝手が違う。

さいわい周りにいた人が起こしてくれたらしいが、以来、すっかり自信を無くしてしまった。

平日の午後なので保土谷PAはガラガラ。

後ろから見てもちょっとヨボヨボして、足元がおぼつかない。

 

このバイク、50万くらいで買えて人気らしいが、250ccレーサーのなかで、一番パワーが無い。

young-machine.com

「80キロでも6000回転くらい回ってうるさいので、こわくて100キロは出せない」

とか。

レビューではいいことしか書いてないけど、ほんと雑誌やネットなんていいかげんだなぁと、つくづく思う。

 

下りの保土谷PAでコーヒー飲んでひと休みしてから、最初のICでおりてUターン。

もう一度、第三京浜に乗って、都築PAでまた休憩。

せっかくなので「取り回し」の練習をしようと、トラックのパーキングレーンに移動したけど、土日はガラガラなのに平日昼間は、たくさんのトラックやトレーラーでほぼ満車。

なんとか空いているところを見つけて、バイクを押したり引いたりの繰り返し。

通り過ぎるクルマのドライバーが、奇異な目で見ていく。

 

ヒラノさんは脊柱管狭窄症とかで、背骨や腰が痛いそう。

年金暮らしの71歳は毎日午前中だけ、近所のマンションで清掃のバイトをしているが、痛む背中や腰をかばいながら、「これもバイクのため」とがんばっている(らしい)

自宅車庫からバイクを出すのに、「立ちゴケの悪夢」がよみがえって、乗るのをあきらめたことも多いとか。

「でもバイクに乗りたくて乗りたくて、仕方ないんです」

と言いながら、6月納車から4カ月経つのに、300キロしか乗っていないのが、それを物語っている。

立ちゴケは自分が立つ「左側」に倒れたらしい。

ふつうなら自分と反対の「右側」に倒すものだが、ヒラノさんの取り回しを見て、納得した。

腰を落としてシートの角に密着するのが、取り回しのセオリーだと習ったが、ヒラノさんは腰の位置が高くて、シートと密着しているのは太もも。

そして倒れないよう自分側に、よけいにバイクを傾けているので、無駄なチカラがかかって、スムーズに押し引きができない。

たぶん腰が痛いからだろうけど、もっと腰を落としてバイクを立てたら、だいぶラクにできるようになった。

こんなこと、路上教習では教えてくれなかったとか。

運転はまたがってアクセル開ければ、勝手に走ってくれるけど、取り回しはバランスなので、地道な練習が必要。

でも倒したら起こせないので、練習する気にならなかったらしい。

コケてもいいように「スライダー」という、分厚いゴムを取り付けるのと、スペアでクラッチとブレーキレバーを買うことをお勧めしておいた。

 

YouTubeでライディングやバイク情報、取り回しや引き起こしは、何十回も見て研究したそうだが、そんなもん百聞は一見に如かず、コケてもいいからやったほうが早い。

 

むかし林道ツーリングに行ったとき、アフリカツインに乗った身長165cmの男性が転倒した。

彼がテールバッグから取り出したのが、クルマの車載工具のジャッキ。

これをハンドル下に入れてクルクル回すと、あら不思議、すこしづつバイクが浮いてくる。

30センチくらい浮いたところで、車体の下に自分のヘルメットを突っ込み、車体が45度になったところで、自分で持ち上げた。

私もファラオで転倒、あばらを折ったとき、痛くて倒れたバイクを起こせなかった。

このときの方法を思い出し、すこし持ち上げたすき間にヘルメットを突っ込み、なんとか起こすことができた。

何度も転倒してヘルメットはガリガリ

そんなこと気にしていられなかったが、ヒラノさんにもジャッキを携行することを、お勧めした。

 

「今日は本当に楽しかったです。特に取り回しは目から何枚も、うろこが落ちました」

って、お礼のメールをいただいた。

次回は海までリベンジツーリング行きたいけど、

「スライダーをつけたらツーリング行きましょう」

と返信しておいたが、やる気はあるのに行動は伴わない人なので、さてどうするか。

 

71歳、カラダはおじいちゃんだけど、「ココロは少年」の挑戦は、まだまだ続く(と思う)

 

 

モンゴルの思い出

土曜日の墓参り日帰りツーリングで、いっきに1200キロを超えたので、日曜は腹サイクルさんで1000キロ点検。

原さんは岩手で開催されたコマ図のツーリングイベント、「ラリー東北」にお客さんのアテンド兼、自分も参加で外出中。

www.sser.org

(日本は公道でレース許可がまず下りないので、「ラリーっぽいイベント」と言わないとダメみたい)

クルマやバイクを世界一作っている国なのに、スガワラ爺曰く

「この国は100年経ってもクルマの文化は根付かない」

のもうなづける。

 

オイル交換など2~3時間かかると言うので、スクーターをお借りして

じつはスクーター乗るのは高校生以来。

ソフィアローレンがCMに出て話題になった、ラッタッタのロードパルに、同級生が乗っていたので、乗らせてもらった。

クラッチのギアもない、アクセル開けるだけで走り出す。

「スクーター乗りはバイク乗りじゃない」

なんて若いころは思っていたけど、いざ乗ってみるとあら簡単。

ぐぃーんと走り出す。

最近はクラッチもギアも面倒くさいので、

「はやくビーエムもアフリカツインみたいに、オートマ出してくれないかな」

なんて思っていた。

スピードは出るけど、タイヤが小さくてちょっとこわい。

 

越ケ谷から30分かかって向かった先は

さいたま市見沼区にあるバイク屋さん、「二輪工房」

オーナーのコミヤさんには、20年前モンゴルラリーのとき、メカニックをやってもらった。

sinano.hatenablog.com

本格的なラリーなんて初体験。GPSだって

「使ううちに覚えるさ」

なんて日本で一度も予習しなかったので、ミスコースも当たり前。

死にそうになりながら砂漠から生還。

コミヤさん、スガワラ爺、メカのカイザー(彼は元KTMワークス、キニガードナーのメカ)が、キャブやエアクリ、エンジンに入った「砂」を掃除してくれて、なんとかラリーに復帰したものの、水が飲めなかったことで脱水症状になり、腎臓もやられて、ひどい血尿と頻尿に悩まされた。

バイクに乗るとすぐオシッコしたくなるけど、血が混じってどす黒い、ドロッとしたオシッコしか出ない。

あきらめてまた走り出すと、もう尿意が止まらず、また血尿の繰り返しで、

「オレ、死んじゃうかも」

ってまじめに思った。

ラリー2日目だったので、残りの5日はもう「オシッコとの闘い」。

体調も最悪で毎日ゴールしても、自分で整備する気力も体力もない。

チームメカとしてコミヤさんは、4人の面倒を見るはずが、みんな自分でできるエキスパートなので、私のマシンの整備を優先してやってもらった。

なんとか完走できたけど、帰国して半年くらいは頻尿と、軽い尿漏れが治らなかった。

 

コミヤさん、56歳の今も「町のバイク屋さん」を一人でやっている。

BMWやハーレーがそれまでの日本の代理店を廃止して、〇〇ジャパンを作ったのと同じく、ホンダがドリームなどの直営店を作って、今まで売り上げに貢献してくれた「町のバイク屋さん」が、ホンダ車を扱えないようにしたおかげで、零細だったバイク屋さんはさらに経営が厳しくなり、つぶれたお店も少なくない。

 

そんななかコミヤさんは10年前、この店舗兼自宅を買い、モンゴルで知り合ったヨシコちゃんと結婚し、大学生と高校生の息子さんを育てながら、バイク屋さんを続けてきた。

あと10年、なんとかがんばって欲しいと、切に願います。

 

そして点検完了。

2023年モデルが並んでいた。

膨張色の白でさらにデカく見える、アドベンチャー

それに比べるとぐっと小さく見える1250GS

並んでみるとその差は歴然。

よくこんなデカいの乗ってたなぁと、われながら驚くが、このお店に限らずGS乗りと言う人種には

「アドベンチャーに乗ってこそオトコ」

なんて、くだらない言い伝えがあるそうな。

 

帰りは東北道から首都高へ

都内へは足立ナンバーのエリアを抜ける必要があるけど、あまり近づきたくないクルマが多いので、高速のほうが安心。

お昼を食べていなかったので、川口PAに立ち寄ったら

八潮PAくらいの規模かと思っていたら、とんでもなく大きくて近代化していて、びっくり。

広い公園やドッグランもあって、高速道路利用者でなくても入れるみたい。

こちらが安全運転するのはもちろん、逆走や追突など前後左右から、クルマが突っ込んでこないか常に注意して走らないと。

 

3年ぶりの墓参り弾丸ツーリング

土曜は晴れの予報。ならば3年ぶりの墓参りに行ってこようと、朝6時に自宅を出発。

たしかバイクの高速割引があったはずと検索したら、土日限定割引があったので、ネットで申し込み。

ETCカード番号や、ETC車載器の番号も書かなければならず、ちょっと面倒だけど、これで37%安くなれば、お土産を買ってもおつりがくる。

 

高速料金も安くなるので、ふだんは使わない中央高速で帰ろう。

(関越道のほうが長野まで距離は短いが、練馬ICは自宅から遠いので面倒くさい)

と永福町から首都高に乗ったとたん、八王子まで渋滞中。

朝イチですり抜けはしたくないが、しかたない。

急に車線変更するクルマもいるので、ソロソロとクルマのあいだを進んでいく。

 

談合坂SAで休憩。

晴れの予報だったので軽装で来てしまったが、山間部は小雨が降っていてとにかく寒いので、ホットコーヒーで暖をとる。

バイク駐輪場は大混雑。

旧車から最新型、ハーレーからレーサーレプリカまで、ツーリングの人たちがたくさん集まっていた。

この先も雨の予報なので、カッパを着込んで出発。

 

次の休憩地「諏訪SA」

ここまでくると快晴であたたかい。

関越道250kmに対し、中央道は300km

やっぱり1時間は余計にかかるので、実家に着いたのは11時、

姉が出迎えてくれた。

姉夫婦と会うのは3年ぶり。

志賀高原のふもと、中野市にある義兄の実家から、3年前に引っ越してきた。

 

キッチンもリフォームしたらしい。

それにしてもどうして田舎の台所は、日当たりの悪い北向きに作るのだろうか。

日帰りの強行スケジュールなので、ゆっくりはしていられない。

1時間ほど世間話をして、墓参りに向かう。

実家からバイクで10分。

山のふもとにある市営霊園も久しぶり

 

帰りに近所の河原で「初ダート」

同級生夫婦の酒屋さんに寄って。

彼は2代目で高校生の夏は、毎年バイトをさせてもらった。

奥さんは私と小学校と高校の同級生。

彼とは中高の同級生で、結婚35年、交際期間は43年

コロナで飲食店への売り上げは減るし、酒の安売り店や大型スーパーがたくさんできて、子供たちに継がせられないそう。

 

ほんとうはお昼は地元のソウルフード、「ホームラン」のラーメンを食べたかったが、遅くなると高速が渋滞するので断念(もう中央高速では帰らない)。

 

帰りの関越で最初の姥捨PAで、おみやげにリンゴと柿、ラフランスを購入。

 

やっぱり走りなれた関越のほうが、近いし走りやすい。

心配した渋滞もほぼなく、2時に長野を出発して、5時半に無事帰宅。

往復プラスアルファで600キロの日帰りツーリング、

「逆走車が来たらどうしよう」

「前のトラックの荷台から荷物が落ちたらどうしよう」

「前のクルマが急に車線変更したら、どうしよう」

なんてことばかり考えながら走っていたら、ほんとうに疲れてグッタリ。

「目の奥」がジンジンしびれた。

 

 

実家は姉夫婦が住んでくれることになったが、義兄の実家を処分してきたので、あちらのご先祖様も一緒にお引越し。

なのでうちのご先祖様のいる場所が無くなり、私が引き取ってきた。

姉65歳、義兄75歳、いつまでもお墓の世話は頼めないので、墓じまいして東京のお寺で供養してもらおうか。

とはいえ私もどうなるかわからないのが、この世代のお墓事情。

とりあえず私が元気なうちは、毎朝供養させていただきます。

tech air 5 体験

アントニオ猪木が死んでしまった。

私が生まれ育った長野の田舎は、10歳くらいまではNHKと教育テレビと、SBC(信越放送)の3局しか放送していなかった。

金曜夜のワールドプロレスリングは、家族みんなで観ていたが、とくに祖母が一番興奮していのを今も覚えている。

六本木の不動産屋で働いていたとき、やたらガタイのいい若者が、部屋を探しに入ってきた。

仕事はプロレスラーで「新日本プロレス」とか。

当時18から25歳くらいまで、アパートにテレビがなかったので、プロレスも見ていなかった。

彼が希望する部屋が見つかり契約になったとき、保証人を当時「新日」の部長だった、倍賞さんになってもらうことになり、事務所に行ってはじめて猪木社長に会った。

倍賞さんは当時の奥さんの倍賞美津子さんの弟さん。

以来、新日のレスラー何人かに部屋を世話するたび、事務所にお邪魔して猪木社長に会うのが楽しみだった。

鳴り物入りで来日したはずの覆面レスラーが、じつは日本人だったとか、当時は銀行にATMが無かったので、彼らは自分の全財産の数百万を、いつも持ち歩いていたのも驚いた。

ビンタもされたことは無いし、試合も見に行かなかったが、私にとってプロレスと言えばアントニオ猪木

ご冥福をお祈りします。

 

そして日曜は東雲のライコランドへ

先日買ったエアバックベスト「Tech air 5」の体験会に参加するため。

今まで使っていたHit airは、万が一作動しても自分で、カートリッジのボンベを替えれば済むが、こちらは代理店に送らなければならないので、4、5万かかる。

いざというときどうやって膨らむのか、体験したかった。

コンプレッサーからホースを経由して本体に空気を送るので、

代理店「岡田商事」のスタッフさんから

「実際の作動スピードの100分の1の速さですが」

と言われたが、ほんとうに一瞬で膨らんで驚く。

ヒットエアを立ちゴケして膨らませたときは、「ボンっ!」って音とともに、救命胴衣のようにかなり膨らんだ記憶があったが、こちらもしっかり膨らんだ。

輸入元の「岡田商事」のスタッフさん。

「体験会」で何十人待ちになったらイヤだなと思い、11時前に行ったけど誰もおらず。

このあとも全国のバイク用品店を廻って、体験会をやっているそうなので、興味のある人はぜひ。

私が言わなくても買う人はとっくに買っているし、買わない人はなにを言っても買わないだろう。

もっとむかしにこれがあれば、アイツやあの人も死なずに済んだし、頚椎損傷で車いすにもならなかったんじゃないか。

 

ヒットエアも奥のほうで「ひっそり」売られていた。

最近のバイクは価格が高いので、「バイクを買うだけで精いっぱい」と言う人が多い。

そんな人には3万円台から買える、ヒットエアでも十分なはず。

車外のマフラーやドレスアップパーツを買う金があるなら、まずエアバッグを買ったほうがいい。

帰りに通ったお台場では、ゴンドラの解体がここまで進んでいた。

むかし娘と一回だけ乗ったけど、高所恐怖症なのでもう乗ることも無いだろう。

 

そして帰宅してから、レヴォーグで第三京浜を往復ドライブ。

先日の1年点検でディーラーのメカさんから、

「あまり乗らないとバッテリーあがっちゃいますよ」

と言われたので。

正直「可もなく不可もなく」というのが、新型レヴォーグの印象。

出先で壊れてレッカー,,,,なんてのは、旧車のジャガーやアルファ、bmw3.0CSで何度も経験したので、もう旧車はコリゴリ。

フツーにエンジンがかかって壊れない、国産車のすばらしさに驚くが、運転するワクワク感が無いのが、乗らない理由かも。

渋滞する都内はどうしてもGSで行ってしまうし、休みの日は高速が渋滞するのも、クルマに乗らない理由だろう。

 

告知です

11月5~6日に、元風魔のオガワさん主宰のキャンプが、いつもの勝沼のシークレットキャンプ場で開催されます。

今回は「ドイツソーセージ手作り体験と飲んだくれの夕べ」

([のんだくれ]は私が勝手につけました(@_@))

www.fuma.co.

アシが無い人はオガワさんが、ハイエース塩山駅まで迎えに来てくれます。

前回、娘と参加したときの様子はこちら

ソーセージ手作り体験と飲んだくれキャンプの夕べ - R1250GS カフェしなの (hatenablog.com)

って、なぜか写真が全部消えている。

他のブログも写真が消えているので、なにか設定ミスなのかな?

いまはカヌーツアーがメインのオガワさんなので、バイクやアウトドアに関係なく、カヌーつながりでキャンプ初心者の女性も多い。

トイレは工事現場の簡易トイレなので、苦手な人は苦手かも?(ウチの奥さんも苦手なので不参加)

こちらも興味ある方はぜひ

(北海道ツーを最後にバイク卒業予定のアナタもゼヒ💛)

 

そして菅原爺はアフリカエコレース参戦のため、5日にフランスへ旅立った。

4日にはyoutubeの「スガワラチャンネル」で、参戦前の意気込みを語っていた。

www.youtube.com

最初の3分くらい音声が出ないので、飛ばしてください。

自宅から生中継でした。

 

10月15日にモナコをスタートして、ダカールにゴールは2週間後の10月30日、

これが今年のエコレースで、本来は3月開催だったものが、コロナで延期していた。

なので4か月後の2023年3月に、もう次のエコレースが控えている。

こちらはジジ曰く「人生最後のラリー」の予定で、参戦するジムニー

「もうフランスに送ったよ」って。

「完走が目標です」なんて言葉と裏腹に、狙うは表彰台の一番高いところのはず。

精一杯がんばってほしい。